人には運命の星あれど

ぇち山本です。老害、(いろいろ棚に上げて)自分語りします。

※PVが伸びたので追記  パワーメーターを導入していない後輩に向けた記事なので、以下ではあえてパワーを用いた用語を極力書かないようにしています。あらかじめご了承下さいませ。

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最近部としてのモチベの低下が著しく非常に生産性が低いのではないかと言われている。

 

ぶっちゃけ乗れてないんだろ

うん、めっちゃわかるゥ…

 

第1章 終焉

1年の時は遅くて部練にはついていけないし、要領悪すぎて単位落としながら練習も来ない人になってた。先輩方から言わせれば「いや練習来いや何を言うてまんねんお前まじで(CV.ハットリ)」て感想だろうけども、いや全くその通りですその節は大変ご迷惑を(ry

なんでかは自分でも分からん

 

こんな寿命縮めるだけの競技何が楽しいのか今でもふと思う。

・夏はバカ暑いし

・冬はバカ寒いし

・向かい風吹くと急速にやる気失うし

・坂の度に心臓壊すし

・膝壊すし

・落車でチャリもワイもボロボロになるし

・飯はコンビニだし

ここについてはもはや議論の余地はない。

 

まあ思いつく限りの悪口はこのへんにしといて。 

 

初めたては基礎体力が無さ過ぎるし(特に情報処理部とかいう謎部活出身の陰キャだと)、追い込み方もようわからんまま練習に出るからまずついていけない。なんなら30kphの移動にすらついていけない。3周単独走の小山田は本当に辛かった。ちぎれてもいいやと思って適当に練習していると練習効果が低い分、速くなるのも遅かった。多摩学連一遅かったと思う。結局基礎体力をつけるのに半年以上かかった。

 

でも、練習に行く度にちょっとずつ成長を実感できた。機材もDURA-ACE軽量ホイールや憧れのFFWDのディープリムを買ったりして、後期になるにつれてモチベが向上していった。

また、あの時は半強制的に学連のクリテに出させられていたため、7月の白馬を始めとして何度となくDNFを繰り返した。

悔しかった。親の顔より赤い旗を見た。1月の川島町クリテ1回目は5/6周DNFだった。どうしても完走したかった。で、年が明けた2月に2回目の川島町で完走した。同月のRCS最終戦神宮もどうにか完走。

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#川島町クリテ⑵
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#神宮、もがいても一人(自由律俳句)

うわ!ダブルレンズだ!めちゃ余地なし!

 

何かそういう目標があるだけで違うと思う。「こういう練習がいいんじゃないか」「次はどう動こう」と積極的になれる。

 

第2章 人生

青山さんの言葉を借りるなら「速くなれば楽しくなる」ガチでこれは真理だと思う。

 

2年前期はコロナでクソ系のクソ課題とクソ週4実験でまた乗れなくなったが、後期から余裕ができて乗れるようになった。

この時すでに現主将たかしにボコボコにされていたが、実験明け一発目の都民で54分を叩き出し、富士ヒルの試走に付き合わされた時も勝てた。この頃からあれだけ嫌いだった登りに魅せられていった。

上野が引退してから初めてのライバル誕生が嬉しかった。

負けたくなかった。

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#「てぇちさんに都民負けたら坊主にしますよ」めでたく日本兵になった現主将

#殴りたいこの笑顔

 

そういうライバルを見つけて欲しい。幸い弊部には脚力が合う人どうしが多いように感じる。「あいつに負けたら恥だぞ」そう思うだけで毎回の気合いは入るだろう。

 

あと、パワーメーター、心拍計の導入も当時は新鮮だった。今やパワートレーニングは当たり前で、やれFTPだCTLだTSBだTSSだ何倍だL6だって呪文みたいな会話が飛び交う。パワーメーターは残酷で厳しい上司だ。心拍はその日のコンディションによって上下するが、パワーは絶対で嘘をつかない。サボって踏んでいない時、調子が悪い時はすぐに数字に現れる。でも自分はガキなので、時間ごとのパワーが乗っていくごとにみるみる更新されていくのが楽しくて仕方がなかった。いまいちライドの練習効果がわからんって人には絶対オススメ。凡人こそパワーメーターを導入するべきだと思う。

 

2年後期はマジで楽しかった。レポートも実験もない。乗れば乗るだけ強くなる。貪欲に短い領域もヒルクライムもやってた。2日連続ヤビツに行っても全く疲れなかった。年末三浦イチでは今まで勝てないと思っていた人達と割と互角に勝負できた。CTLは当時70程度だったが、好き嫌いせずに練習をやっていたことで全体的には今より強かったと思う。

 

第3章 余地

3年前期も乗れていなかった。お前いつも前期乗ってないな。生命はクソ、一生許さん。みんな単位は取ろうね。

夏休みに入って一発目の練習は酷いものだった。裏大垂水210wしか出ていないのに心拍が190を越していた時はさすがに焦りを感じた。衰えすぎた。1年にも大林にもボコボコにされた。踏み方、追い込み方も忘れていて誰にも勝てなくて、全然楽しくなかった。しばらく調子が戻らなくて焦った。それでも2ヶ月乗り込んでようやく昨年師走のピーク辺りまで調子を戻した。要するに乗れば何とかなるのである。

 

色々思うことはあるが、別にレースにこだわらなくてもいいんじゃないかとは思う。1年は完走目標でやってきたが、2年は特に目標のレースとかは無かった。(というかコロカスでレースが無かった)ただ乗って速くなるのが楽しくて仕方がなかった。今の弊部はそういう人が多い気がする。

遠征、レースにまずは沢山出て欲しいけど、その上でただ練習が好きならそれでもいいんじゃないかなと。練習で強くなってライバルとバチってからまた出たら考えが変わることもあると思う。

 

第4章 総括

加藤のmotivatedなんとかといくつか被る点もあるが、

とりあえず乗ろう、辛くても乗りまくろう

・「こいつには負けられねぇ」ってライバルをみつけよう

・積極的に人を誘おう

パワーの更新に喜びを感じよう

・STRAVAのセグメントを争おう

・STRAVAのトロフィーをたくさん獲得しよう

・良い機材(ホイール、パーツ、新車、シューズ、ジャージなど)を買ってモチベの維持に繋げよう

レースに沢山出よう

他大との交流を

 

現時点で乗るモチベがない人、乗りたくなくてもとりあえず乗ろう。人を誘おう。コミュニティを広げよう。全員ポテンシャルは1年の俺の何倍もあると思う。事実工藤はビビるぐらい速くなった。

2ヶ月、たった2ヶ月しっかり乗り込めば俺程度には絶対なれる。なぜならCTL(ざっくり42日間の頑張ったスコア)が高ければ高いほど伸びが良くなるから。目安としてCTLは100あるといいらしいが、自分は60~70位でも十分良い成長となった。ゆえにローラー練や高強度練だけでは足りず、積極的にロング練を取り入れてTSS(トレーニング頑張ったスコア)を稼ぐことに意味がある。もちろん最後は精神力で、毎回「タイムを更新しに行くぞ‼️」って気合いがないと速くはならないが。

それぞれ履修やら課題やら教習やら予定はあるだろう。要領が悪い方なので痛いほどわかるし、言い訳だとは思わない。どうしたら社会人の皆さんや加藤やたかしみたいに要領良く乗れるのか今でもわからん。

だから今でなくてもいい。今は時間を縫って乗って欲しい。単位に余裕が出た時でいいから、週3以上とにかく乗れるだけ乗り込んでみたら自転車に対する思いに変化が生まれるはず。

STRAVAのチャレンジトロフィーはとても良いシステムで、月間獲得標高7000mや月間1250kmのトロフィーは毎回獲得しておくと、必要な練習ボリュームの目安として機能し、かなりの成長が見込める。積極的にチャレンジされたい。

 

何年かかってもいい。自分は今でもしぶとく引退詐欺してる。腐らず焦らず頑張って欲しい。

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駄文長文隙あらば自分語り失礼しました。隙を与えたお前が悪い。頭が悪いので非常に読みにくい文章になったと思う。

 

PS.俺の目標レースはもうないです。また冬の間は好き嫌いせずに楽しく練習してもっと強くなって行けたらなあと思います。部練には気が向いたら顔出します。

来年の富士ヒルに出てシルバー取りたいかも?ラボと院試次第で無理かもしれん。