11/1 内田 RCS2 おんたけHC

準備・アップ

前日のTTの疲れを、温泉と10時間睡眠で抜いてヒルクライムに挑んだ。まず車で山頂まで走って、移動がてらコースを確認した。斜度の変化が大きいので急斜面での踏みすぎに注意しなければいけないと思った。車を上に止めて、自転車で下山して出走する予定だったが、直前に自転車での下山が禁止されたためアップの時間がかなり短くなってしまった。息が上がる程度に3本ローラーを回して整列した。脚が重たい感じはアップのときはあまりしなかった。ウェアは迷ったけどいつもの長袖ワンピ1枚で。アップまではインナー着てたけど、日がのぼるにつれて暖かくなったので結果的に正解だった。シューズカバーやレッグカバーはなし、グローブは薄手のフルフィンガーをつけた。前日の順位で並び順が決まっていたためクラス3の中では前の方に並べた。


レース

スタート直後はかなりペースが速く、350-450wで踏んで頑張って集団についていける感じだった。2分程度で集団についていけなくなり、250-300wで踏んでペースで登った。途中で何度か数人のトレインに乗れたときは若干ペースが上がったが、速すぎたり遅すぎたりしたのでずっと一緒に走ることはなく、抜いたり抜かれたりしながら登った。前半は前腿とハムを半々で使う意識で、サドルに座る位置を前後させながら、脚を使いきらないようにケイデンス高めで登ることを意識した。軽めのギアで綺麗に回したら速度が維持できたのでペダリングはかなりよかったと思う。後半は前腿で踏めなくなってきた(TTポジションが前腿しか使えないため、前日前腿を酷使した影響と思われる)のと、息が上がって心肺がきつくなってきたので、ハム重視でケイデンスがあがりすぎないようにゴリゴリ踏んだ。結果的に一定パワーで登れていたようなのでよかったと思う。ラスト500で前に東大と作新が1人ずつ見えたので、1人は最後のカーブで抜かして、もう1人はスプリントで刺した。前腿が多少休まっていたようで割と踏めたのはよかった。


結果・感想

タイム:37:02

平均速度:17.8km/h

総合:68位/87人出走

クラス3:26位/44人出走

平均パワー:286w

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後半垂れずに踏み切れたのはよかった。練習の長いヒルクライムではペース配分に失敗して後半垂れがちだったので、レースでしか使っていないパワーメーターをうまく活用できたと思う。2日目のレースで、脚がどれだけ残っているか分からなかったが、そこに関してもうまくマネージメントできた。なのにこの順位なのはTTの記事にも書いたように純粋なFTP不足だと思う。若干インターバル能力が高いがゆえに練習でついていけている(途中で千切られるまでは)先輩たちとも、長時間踏み続けるとなるとまだまだ大きな差があることが分かる。11月-2月の4ヶ月間で、FTPが現在の282w(4.1倍)から306w(4.5倍)にあがるようなメニューを組んで取り組んでいく。自分の現在の強さや立ち位置を確認するのにはとてもいいレースだった。

サポートしてくださった先輩方ありがとうございました!