10/17 内田 インカレ代替大会

結果:2周DNF/17周

 

スケジュール

前泊した宿から移動して、開門30分後頃に群馬CSCに到着。補給の場所を確認して、女子のレースをみて、着替えて、ゼッケンをつけて、と未だに慣れないレースの準備をしながら終始焦っているのを自分でも感じていて、緊張してるなーと思っていた。アップは、レース1時間前から3本ローラーを適当に回したあと、水溜りの様子を確認するために30分前に慶應の小原さんと1周試走に行った。雨が降っていた割に路面はクリアな印象。気付いたら整列していて、気づいたら出走していた。

装備

カーボンリムは雨だと全然止まらないので、フロントはレーシング3に加藤さんからもらったiRCのタイヤを履かせて、リアはイーストンのディープリムにコンチのスプリンターを履かせた。

クリアレンズのアイウェア、長袖ジャージの下に長袖のインナーを着て、下は短パン生足。グローブは2日前に買ったフルフィンガーのものをつけた。持ってないけどシューズカバーつけたほうがいいのかなと思ってたら小原さんもつけてなくて、直前までダイアルいじりたいからと言っていたので納得してた。実際は確実にあったほうがよかった。

レース

ゲートの1km手前からスタートし、出走から1kmはニュートラル。しもふさクリテよりも格段に幅が狭く、路面が悪く、コーナーがきつい状態での集団走は恐怖だった。前後左右に選手がいる状態で、怒号が飛び交っていて、これが本当のレースか、と感じた。ゲート手前でアクチュアルスタートして、集団の左側をキープして、下り終えたところまでは集団の中にいた。下りの途中で前方の選手がおとしたボトルが転がっていて、集団が裂けたときは焦ったが何も起こらなくてよかった。ウェットな路面でもうまく集団内で走れて、曲がれて、落車したり、巻き込まれたり、落車の原因になったりしなくてよかった。コーナーが曲がれたのはタイヤの影響が大きいと思う。そこからの登りではポジションを落としながら踏みすぎないように、とか考えていたが、ほぼフルパワーで踏んでいてもポジションが下がっていったので無理だった。三段坂の終わり頃に一橋の堀さん福嶋さんに抜かれ、集団の最後尾になってしまい、心臓破りで千切れた。他の千切れた選手とトレインを組んで1周目を終えたが集団に追いつくわけもなく、千切れた組で2周目を走って足切りされて終了。

感想など

2周目の途中から爪先の感覚がなくなってきて踏んでいる感覚がなくなった。手は意外と冷たくても大丈夫だったが、距離が長くなったら厳しかったかもしれない。

4.5周目以降に足切りされた選手の多くが低体温症のような症状だった。自分はそもそもの実力が足りなくて足切りされたが、もし走れていても雨・寒さ対策不足でどうにもならなかったと思う。

最初の1周、特に登りは本当にペースが速くて、全ての坂で自分にとってのアタックのような速度で走ることを強いられていた。なのにどんどんポジション下がったしレベルの差がありすぎた。5%、数百メートルの登りを時速35-40kmで登る×3に耐えられないと1周ついていくことすらできない。自分の後ろにも千切れた選手がたくさんいて、彼らがクラス2であるというのが救いではある。

1周目は今までの自転車人生(短い)の中で1番きつい6kmだったし、脚が全く残っていない中走った2周目も吐きそうなキツさだった。背中のポケットに入れていた補給はもちろんノータッチだし、ボトルも一口も飲まなかった。そんな余裕どこにもない。

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めずらしくパワーのデータがとれたので貼り付けておきます。体重68kgです。

速いのに出場できない人がたくさんいる中で、1年生ながら参戦できたことは本当に貴重な経験だったと思う。これをどう活かすか、これから来年のインカレに向けてどういった練習をしていくかはまた考えなくてはいけない。まずは出場権を得るためにクラス2昇格を目指したい。2週間後のおんたけは、得意でないヒルクライムと、初挑戦のTTなのでどうなるか想像がつかないが、できる限りの練習をしていきたい。両方出場予定ではあるものの、TTに照準を絞って練習していこうと思っているので、アドバイスしてくださるとありがたいです。

車を運転してくださった加藤さん、アドバイスをくださった堀さん、サポートに来てくれた奥居さん、上野さん、たかまささん、たいちさん、枠を譲ってくださった堀口さん、その他応援してくださった方々、ありがとうございました。