9月24日(月)全日本学生RCS第7戦 東海道どまん中 袋井ラウンド 近藤健太郎(50期)

袋井クリテ クラス3B
エコパスタジアムの周りを周回する特設コース.修善寺を縦に圧縮したような,緩くて長めの上りとその気になればかなり速度が出る下り(読みらんの直線を倍にしたような感じ)があった.スタート直後に上り始め,ある程度のところで少し下り,また上って直線の下りに入り,カーブと緩い上り返しで一周する.3Bは13時からと遅いスタートだったため,前二日とは違い余裕をもってアップもできた.
目標:ポイントを取ること
結果:1.5周DNF(落車)
昨日とおとといで自分の脚がダメなのは分かっていたし,上りがある時点で完走もほぼできないのは察していたので,同じDNFならポイントを取って死んでやろうというある種の特攻.走り切って昇格を狙う人には申し訳ないと思いつつも,初めの一周で終えるつもりで(結局それでも取れなかったわけだが).
いつも通りローリングで前の方へ.コースレイアウトは面白いものだったが,いかんせん下り後に鋭角カーブからの上りなど,危険ポイントが多数存在しており,ローリング中だけでも3回ほどヒヤッとする場面を見た.ローリング解除後,ペースが上がるが初めから自分は最後まで持たせる気がないのでさすがについていく.依然前の方をキープし,横に3,4人並んだ集団の前から二列目の一番左にいた.次の瞬間,斜め前の二人がふらついてぶつかり落車,その後ろを走っていた東洋の新村も巻き込まれたところまでは見えた.自分は道の左端数センチをギリギリ通り抜けたが,その自分と,落車発生の直前にアタックしていた大阪大の選手以外は完全に置き去り状態になっていた.落車時にあまりにもやばい音が聞こえたので思わず緩めて振り返ってしまったが直ぐ前を追った(後で聞いた話では誰かのピナレロドグマがバッキリ逝ったらしい).この時点で大阪大の30m後ろに自分,自分の20m後ろに集団となった.謎の罪悪感を感じながらも全力で前を追った.
大阪大の選手にはじわじわ近づいたが,同時に後ろも自分に迫っていた.直線の下りに入ったときには自分の2秒後ろくらいにいた.こりゃだめだなと思いつつも下りでそこそこ踏んでみたが,横を堀口がすごい速度差で下って行った.少しして残りの追走が来たが,そこまで下りでペースは上がっておらず,自分と大差ない感じだったのでスッと後ろについた.が下りが終わってからじわじわ離され,一周完了時にはほぼ千切れていた.
こうなった以上まず間違いなくDNFだろうが,とにかく前を追おうと全力で踏んだ.上りがいったん終わって下りに入り,その下りから次の上りに入る前のコーナーで減速が甘く,脇の草に突っ込んで落車.リアメカが終わっていたのでDNF.
冷静に走ればいいものを,何かに焦っていたのだと思う.普段なら絶対しないようなミスだがやらかしてしまった.幸い単独だったので後続の選手を巻き込んだりはしなかった.
3日間で自分の脚の足りないところがよく分かった(毎回言ってる気がするな…笑).宮ケ瀬クリテの後,夏は乗り込むと豪語しながらバイトだなんだとそこまで乗れていなかったこと,モチベが減少傾向だったことが今となっては後悔.まあモチベに関してはむしろレースに出ることで復活させられたので良かったとも言えるが.
今のところ,行田,幸手,神宮には出ようと思っているのでそれらに向けてまた練習する.モチベーションは上がったし,主将業も終わったのである程度フリーに練習できる(はず).頑張りましょ.
最後に,今回の遠征を企画してくださった児玉さん,本当にありがとうございました.おかげで良い経験ができ,チームとしても本田さん以来のクラス2が誕生しました.
また,一緒に参加させていただいた東洋,筑波,信州の皆さんもありがとうございました.普段見ない他大の様子からいい刺激を得られたと思います.
そして,堀口は昇格おめでとう.いい作戦勝ちでした.今後もトラックにロードに,期待します.
近藤健太郎(50期)