11月13日(日) ツール・ド・おきなわ2011 中村 俊介

<結果>
市民140kmクラス 9位(出走326人、完走198人中)、33.84km/h
補給食として、
・SAVAS ピットインリキッドx3
・SAVAS ピットインゼリーバーx2(スタート前に食べた。)
・ウィダー 1本
・CCDx2
かなり多めに持って行ったつもりだったが、思ったより補給食が足りない感じだった。
あと、ひねって食べる補給ばかりだったので、開けるのに苦労した。
レース前にあらかじめ開けておくとよかった。というより、ジェルフラスクを用意しておいたほうがよさそう。
ここ数日、寒さの性もあって、体調があまり優れなかった。が、レース前日の朝は、明らかに気温が高く体調もよかった。
レース当日の復調を期待したが、レース当日は、東京との気温差のせいか、少しボーっとした感じだった。
心配していた天気は、雨が降るどころか、快晴で少し暑いくらいで、最高の天気だった。
アップは、10人程の集団にくっついていき、普久川の登りまで行って引き返してきた。
足の疲れはまったくないが、4日のっていなかったので、ふくらはぎが若干違和感がある感じ。
アップ後も、待ち時間を利用してストレッチ。
スタート地点では、前の方に自転車を止めていたのだが、トイレに行っている間に、いつの間にか移動が始まっていてあせった。幸いにも唐子が近くにいたので、一緒にすり抜けて少し前に。後から思うと、ここで移動しておいて正解だった。
<レース>
大人数でのレースは初参加で、かなり緊張しながらスタート。唐子が前にいたので、一緒についていく。心拍計をみると、平地にもかかわらず、かなり高め。そのまま、直に普久川登りに突入。勾配自体はたいしたこと無かったが、距離が長いことと、緊張で心拍が高いこともあって、かなりきつかった。何とか上りきり、いよいよ問題の下りへ。思ったよりも、集団が遅く、遅れずに着いていくことができた。下りきったあとののぼりにある山岳賞を狙いにいくつもりでいたが、普久川で遅れてしまったために、まったく届かなかった。一つ目の登りが終わったことで、気持ちも大分落ちついてレースに集中できるようになった。
2回目の登りでは、今度こそ山岳賞にからもうと意気込んで登る。澤田がペースアップしたので、少し後ろで様子を見ていたら、いつの間にか逃げられてしまい、結局2回目もダメだった。というか、どこに設置されているのかさえ分からなかった。
2回登ったことで、脚が良く回るようになってきた。レース中盤では、のぼりでは先頭のほうに移動し、下りと平地では無理をしないで、少し下がるという感じだった。
終始登ってくだっての繰り返しで、疲労が蓄積していく。小さな坂をハイスピードで上っていく坂がきつかった。
110kmを過ぎたあたりで、少しずつふくらはぎに疲れが見え始めたので、ストレッチ&マッサージをしてつらないようにしておく。
最後の3つの登りに差し掛かり、集団のペースが上がらないので、先頭にでてペースを上げてみる。ここで、調子に乗ってペースを上げすぎると、先頭交代したときについていけなくなってしまうので、ほどほどに引きながら、トンネル前に先頭交代しておく。ペースを上げすぎると、後ろが着いてこないので、追ってきたくなるようなペースを考えて登った。
残りの2つのこぶも、先頭にでて、ペースアップを図る。足は疲れているけど、良く回っていた。
最後の峠を越えて、スポドリを飲んでいたら、先頭から少しはなれかけてしまい、焦った。くだりで何とか追いつくことができた。
レースも残り10kmに差し掛かり、最後の坂へ。ここで、先頭にでて再びペースアップを図る。
上りきった直後、とうとう両脚の大腿筋がつってしまった。残り10kmで千切れるわけにいかないので、脚を回しまくってごまかす。
その後、ローテを組んで市街地に向かう。始めのうちはローテに参加できていたが、だんだん脚が悲鳴を上げ、
じわじわ、集団後方へ後退してしまった。
ふくらはぎもやばくなってきたので、ストレッチをしようとして腰を上げると、大腿筋が痙攣?攣ってしまった。
どうしようもないので、とにかく脚を回して、商店街へ。
このときには、集団から5m程離れてしまっていた。
最終コーナーを曲がると、300mの看板が見えた。
奇跡的にも、先頭集団でここまで来ることができた。
両脚とも限界にきていたが、とにかく脚を回してラストスパート。
思いの他、加速することができ、数人を交わしてゴール。で、まさかの9位。
アドレナリンってすごい。痛みを忘れて、最後のスパートをかけることができた。
<感想>
沖縄サイコー!!
正直、先頭集団でゴールできるとは思ってもいなかったので、信じられない。
JCRCのレースでは、いつもくだりで千切れてしまって、悔しい思いをしてきたので、
最後まで下りで千切れることなく、先頭集団でゴールできてよかった。
序盤の登りはきつかったが、後半になるにつれて余裕が出てきた。
予想していたよりも、最後まで集団の人数が多かった。もっと登りでペースを上げて、ふるい落としておけば良かった。
<反省>
レース序盤は、ローテの仕方がよく分からなくて、迷惑をかけてしまった。
水分も補給食も足りなかった。
後半スタミナ切れだった。もっと体力をつけないと。
登りでペースを上げることができたのは良かったが、その後のくだりでペースを緩めてしまったのが失敗だった。
今回は完走が目標だった。来年、勝つためには、終盤の登りでアタックをかけて、着いてきた数人と逃げるなどを試みるほうがよさそう。
序盤がきついってことは、アップが足りていないと思う。
いろいろあったが、暖かくて、本当に楽しかった。こんなに楽しく、充実した3日間を過ごすことができたのは、取りまとめをしてくれた杉田をはじめ、皆さんのおかげです。ありがとうございました。
来年も是非参加したいです。
中村 俊介