距離が長いだけに書きたいことがいっぱいあるので自己満で書きまくりますm(_ _)m
合宿が終わって喪失感に苛まれ、同期会でコミュ障発揮するのが嫌になったのでT氏を誘って前から彼がプランしていた300キロチャレンジを決行した。ルートは柳沢峠→河口湖→山中湖→箱根→江ノ島→帰宅。いろんなところを巡れる欲張りセット。
T氏はツーリング計画として考えていたのでリュックを背負っていたが、僕は踏みたかったので普段通りの格好で行った。
23日の19時、家を出発。青梅に20:30くらいについた。青梅からある程度のペースを保ちながらしっかり踏んだ。普段から車が少ないが、夜だからさらに少なくてめちゃくちゃ走り心地がよかった。青梅〜柳沢峠の道は本当に路面がよく、途中まではアップダウンを繰り返す感じで、走っていてとてもとても気持ちがいい。自分たちが練習場所を決められるようになったら入れたい。
奥多摩湖を超えるとほとんど街灯がなく、真っ暗で静まり返った峠道を黙々と登っていたが、ふと上を見上げるとそこには満点の星空！！この快感を伝えられる言葉が見当たらない…
柳沢峠の頂上の茶屋には23:30ころについた。頂上でT氏を待とうと思ったが、真っ暗だし寒いし心細かったので下って迎えに行った。合流したあとは2人でギャーギャー闇夜の静けさを切り裂きながら登った。
その後は塩山側に下った。森が開けるところで甲府盆地の夜景が一気に目に入ってきた。まるでセンターオブジアース。今までのダウンヒルの中で1番楽しかった。そこから御坂みちというバイパスを登った。斜度といい長さといい富士山クライムのようだった。昼間なら車通りが激しいであろうこの道も、深夜1時過ぎではほとんど車通りがなくとても走りやすかった。20キロ強登ったところで下りに変わり、長い直線のトンネルがあった。このトンネルを抜けるとすぐ河口湖。河口湖大橋という橋を渡った。月明かりで闇夜にぼぉっと浮かび上がる富士の稜線が圧巻だった。
ここを抜けてしばらく走ると、合宿で通った139号に合流！感動。2日前まで走っていた道だというのに幼少期遊んでいた公園に10年ぶりに訪れたような懐かしさがあった。
そこからは合宿2、3日目の宿への帰還ルート。昼間車が渋滞していて走りにくかったあの道も、深夜4時ではまったく車が通っていなかった。
山中湖についたころには東の空が明るくなり始めていた。今回は本当に天候に恵まれ、朝日に映し出される富士山を拝むことができた。その景色は説明不可…
そのまま平和荘の前を通って、途中まで3日目の富士山周回ルートで箱根を目指した。
箱根は割と近かった。乙女峠を登り、仙石原を通り、七曲を下った。七曲はすべてのコーナーで完璧なコーナリングができて満足。
箱根湯本まで下ると、まるで家に帰ってきたような安心感があった(なお家から100km)
そこからは1号線を通って、134号線に合流して、江ノ島まで行き、境川サイクリングロードで町田を経由し帰った。
総距離339kmだった。普通のライド3日分くらいを20時間ちょいに詰め込んだとても充実したライドだった！！
