12月10日(日)RCS第7戦 埼玉幸手工業団地クリテリウム@幸手 3C 玉置千智(51期)

幸手クリテ 3C レースレポート
結果8位
総評として、負けはしたが、学ぶことが多いレースとなった。
〜前日まで〜
木曜日に小山田大3をして金曜に回復。土曜に筋トレ1セット、体幹ショートメニュー、固定ローラー15分をやって筋肉に刺激を入れ、筋膜剥がしをする。前日のみ糖質制限を解除。
〜当日〜
駐車場が30台と聞いていたため、レースは12時50分が最初だったが、9時15分に着いた。実際のところ、10時集合でも大丈夫だったかもしれない。
最高気温12度だったが、日差しが強く暖かく感じられた。
レース2時間前からちょくちょく3本ローラーに乗り、体を温めていく。
レース40分前に一度無酸素領域のスプリントを行い、心拍を180まで上げた。その後は体を冷やさないようにダラダラと、しかしケイデンスは95程度に回した。レース15分前に道路脇の歩道で待機。スタートポジションは2列目だった。しかしその後の展開を考えればスタートポジションに意味はないため、もっと遅く集合しても良かった。
スタートはローリングスタートだった。半周してモトバイが離れてからがアクチュアルスタート。公式な試走時間が無かったため、はじめの方はビビりながらコーナーに進入する。しかし高速コーナリングの練習を1人クリテでしてきたため、コーナーで大きく減速せずに曲がれた。集団内にコーナリングの下手な人が多く、インをとられると膨らんでくるので神経を使った。第一コーナーでオーバースピードからのブレーキで単独落車してる人を見た。あと、某W大学の人がめちゃくちゃ斜行するから2回ブレーキで避けねばならなかった。
最初の1周は皆コースがわからなかったので様子見な感じで(2人逃げはできたが)、2周目からレースが動くようになったと思う。
自分は、この高速レースで逃げは決まらないだろうと思い、スプリントに向け集団中程で待機する作戦に決めた。しかし、3周目でブラインドコーナーを抜けたところでプロトンから3名の追走が飛び出した。そして集団内でくつろいでいた僕は集団から出られず反応できなかった。もともとメイン集団はこの人たちが引いていたのか、この追走集団ができてからめっきりペースが落ちる。流石にまずいと思って集団前方に移動し、京都の人と協調して追走集団の追走を開始する。この時点では後ろは千切れていると思っていたが、後で筑波の横山さんから、後ろがいたのだからもっとショートローテでペースをあげるべきだったと指摘された。とても有り難いコメント。
結局1周以上二人で引いて、最後のゴールスプリントで入賞狙いにスプリントして結果8位。ゴールラインが日陰かつゲートが無くてわからず、人がたくさんいるあたりがゴールだろうと気づくのが遅れ、仕掛けるのタイミングを逸した。
余談だが、7位は新潟の濱田さんだった。この人は行田クリテでも僕の1つ前の人で、結果として2連敗した。
〜反省と課題〜
事前に聞いていた高速レースという展開に対して、逃げは決まらないだろうという思い込みが最大の敗因。完走することに関しては余裕だったし、レース後もまだまだ足があった。どのようなレースでも、結局勝つには人より前にいなくてはならない。つまり、集団前方に位置することの重要性を理解したレースだった。今までの集団前方に対する認識は、白馬の反省からコーナーが楽だとか、完走に向けた考え方だった。しかし、安定して入賞できる脚力ができた今、集団前方に位置取る理由を勝負に絡むということに変える必要がある。
あと、久しぶりの集団スプリントをして、スプリント力をもっとつけたいと感じた。
玉置千智(51期)