6月10日(日)第28回全日本学生選手権個人ロードレース大会 澤田 隼

結果:9周+α DNF
前日入、部室に9時集合。日産のキャラバンを借り荷物を乗せて出発。今回はロングタイプだったため、自転車4台でも楽に積み込めた。
現地に着いたのは確か14時くらい。受付を済ませ、試走するために女子のレースが終わるのを待つ。途中から去年と同じように試走するのも嫌になるくらいの大雨となる。弱くなるのを待ってから試走開始。コースを2周走ったけど、非常に調子が悪かった。割と全力で回しても、登りで置いて行かれる感じ。風邪をひいているとか、そういう体調の悪さは無かったけど、つらかった。みんなより早めに試走を終わらせた。
宿は去年と同じ土川館。学割で5500円
レース当日の朝は5時に朝食を出してくれるということなので、45分に起床。5:45頃に宿を出る。
サインチェックとかなんだかんだやってると、あまり会場でアップができなかった。
結果的にこれが、攣る原因となったかもしれない
スタートはほぼ一番後ろ。レース開始。クリートがはまらないのと数の多さにびびりつつ後ろの方に下がる。パレードが解除される登りでは、前回の修善寺での反省を生かし、できるだけ前に出ようと努力する。周りと比べ、昨日ほどの不調具合は感じられない。でも、なにせ数が多い。スタートとは反対側の橋に入るときに、先頭はすでに橋を渡りきり、登り始めているといった感じだった。そこからは成り行きで、第三グループに入ったみたい。確か田中さんも同じ集団。とても、ゆったりとした感じのペースだったので、このままでは集団ごと切られた、去年の二の舞になると思い、田中さんい無駄じゃないかと言われつつ積極的にペースをあげようとする。と、いうか自分一人でも、もう一つ前の集団に入ろうくらいの気持ちだった。周回の後半では下りやコーナーが多いので、前半でできるだけ前に出ようと考えていた。結果的に3周目くらいで杉田さんのいる前のグループに追いついた。大きな集団になっていた。しかし、この集団にも自分が知っている完走しそうなメンバーというのがいなかったため、さらにもう一つ前に行きたいと考えていた。あとで考えればこれが致命的な判断ミス。集団のペースを崩さないために付き位置で下りはこなす。登りは頑張っていたけど、これが無駄脚だった。少し疲れてきたところで、東大の荒牧さんから、「回していこう」との声がかかる。再び集団ごと切られるという恐怖を感じつつも、すでに頑張るほど体力が残っていなかったため、その指示に従う。結果的にこの荒牧さんの判断は正しかった。レース中は自分が集団での経験が浅かったのでそれに気がつかなかった。6周目終了時の橋の上での加速の際に左足ふくらはぎに異変が。もうひと踏ん張りしたら攣るというのが分かった。ここからは攣らないように、急な加速は避け、できるだけ自分は一定ペースで走ろうとする。ここから自分にできるのは耐えることのみ。結局7か8周目の後半の登りでこの集団からちぎれた。ちぎれてからも、一縷の望みを抱えつつ攣らない程度に回していく。そして降ろされた。
・反省
修善寺では自分の下れなさに絶望したが、今回は下れないのはいい意味で諦められていたので、それを考慮した走りができたと思う。しかし、前半緊張していたのか、ペース的に余裕がなかったのか、水を飲む回数が少なく、それが攣るということにつながったのではないかと思う。攣ってしまうのはもったいないので、水分の摂り方を気にしたい。
・来年に向けて
時間に余裕があるなら、女子のレースの前に受付、試走を終わらせる方が賢明かもしれない。それなら雨にうたれなさそうだし、夜宿でゆっくりできる。
あと、宿からアップがてら自走でコースまでいけばよかったかなとも思った。
澤田 隼