11月14日(日) JCRC第11戦@西湖 唐子征久

*長文・駄文なんで、飛ばし飛ばし読んでください
C1クラス30km(10km×3周)に参加。澤田はC3で別になった。同じクラスには駒澤の伊奈、神成。
[結果]6位入賞/60人
[前日]
家の近所で軽く1時間ほど朝練してから、荷物をまとめて大学へ。武井、澤田と合流して西湖へ輪行。
僕と澤田は大月から自走することにした。荷物がかなり重いうえに約25km、ず〜〜っとダラダラ登りで腰が痛い。あぁ。
宿に到着。受付・検車を済ませて、前夜祭へ。抽選会では武井・澤田がブジヂストンの魔の手に掛かった!夕食はかなり豪勢だった。
牛肉・野菜沢山のしゃぶしゃぶに、馬刺し、マグロ刺身、焼き魚、天ぷら…。当日のレースは午後からなのでのんびりしてから就寝。
ぐっすり寝れたと思う。
[レース前]
クリートに違和感&リヤ変速の調子が悪いので今さらだが調整した。レースの準備してから、1周試走して、宿に戻り、ちょっと休憩してからアップへ出発。
スタート地点付近の坂を往復しながら何度かダッシュしたりした。そして、招集場所へ。スタートは前列を確保。
[レースプラン]
目標は優勝、悪くて入賞。前回のアート杯は着を狙って走ったわけではなかったが、今回は狙えるレースなので、内容よりもしっかりと着を取りに行くのが至上命題。
基本的にはスプリント勝負ねらい。具体的には前半は様子見ながら走り、一応逃げを警戒。無理はせず我慢。
終盤、直角コーナー後の坂で掛かるであろうアタックをマークし、ラスト500m位の坂あたりで早めにスプリントを開始して、そのまま踏み切る。
最後に差す自信や逃げる自信は無かったが、ロングスパートなら、何とか行けそうな手ごたえが最近の練習から感じ取れていたのでこういうプランで行こうと思っていた。
[レース内容]
・コース:ほぼフラット。くねくねコーナー多し。全体的に道幅狭め。直角コーナーが2回。
2つ目の直角コーナーの後のちょっとした坂がアタックポイントになりやすそう。
・速度[km/h]ログ→全体:42.7、①:42.21、②:43.21、③:43.83、MAX:54.29(スプリント時)
1周目の前半はゆったり入った感じだった。とりあえず左足裏が攣りそうな感じだったので、集団内で様子見。
このままゆったりペースなら、2周目入ってから先頭に加わってペースアップしようかな、と思い、前方をキープしながら走った。
後半、案の定ペースアップした。集団で走ってる分には自分にとって丁度良い感じで全く無理なく走れていた。
この位のペースなら牽かなくていいかなぁ、とアタックやペースアップを警戒しつつ、依然集団内でゆったりしたり、後方に追いやられてきたらポジション上げたりの繰り返し。
そのまま2周目も走り、2周目の最後の方の坂で微妙にアタックがかかり集団がバラけて一人が飛び出した。
伊奈が追ったので、「これは?」と思い、自分も追走。
これで集団の人数削れるかなぁ〜と思ったが、後ろ見たらズラズラ仲良くついてきていたのでガッカリ。
無駄に脚を使ってしまった。
まあ、いいやと思ったが、この時点で若干辛かったので、最後スプリント出来るかなぁ、と不安になる。
チョット辛かったが、そのまま前方をキープ。
3周目に入って下りに入ったら、後ろにいた人たちが両脇からブワぁーっと一斉に来た。
どうしようもなく後ろに追いやられてしまう。ここら辺から不穏な空気が。。。
呼吸を整えつつ、そのまま走るが、段々このまま埋もれてしまうのでは?という危機感を覚えてきた。
よって多少強引に前に出るも、なんやかんやでまた後ろに押し返され、の繰り返し。
あまり強いペースアップもなかったので、集団の人数も減るようすは無い。
ゴールが近付くといよいよ皆して前に出たがるので、どん詰まり状態になってきた。周りを囲まれて抜け出せない。
コーナーで何度か隙を突こうとしたが、寄せられてこけるかコースアウトするか、という場面も何度か。かなり危なっかしくなってきた。
結局そのままの状態でラスト2kmに突入。
坂で最後のペースアップが自然発生的に起こるが、予想外に勝負をかけるアタックは無かった。(ここで掛けられたら終ってたかも。)
牽制状態なのかペースもそこまで上がらず、集団は道幅いっぱい。
何とかポジションを上げようと左サイドから行くが、幅寄せされて、草むら走行を何度もした。後ろから怒られたが、どうしようもない。
ここで遠慮して退いたらレースが終わってしまうと思い、我慢してチャンスを待ちラスト約1km。
右側でガシャーン!と落車が発生(後で伊奈が巻き込まれたと知る)。それに伴い、後ろが中切れ気味になる。自分は危機一髪で前の方に行けて、そしてラスト500m。
坂で左前方の人がタレていてスペースが空いたので、すかさずそこから集団を捲りに行き、そのままスプリント開始。
一気に前方に行けたが、先頭とはすでに間があいてしまっていて、届きそうにない。
諦めが入って少し垂れかけたが、入賞狙えそうな感じだったのでスピード維持して、周りの数人と並走状態のままゴール。
多分、6位かな、と思い、内心ホッとした。
[反省]
・いろいろ準備不足。トレーニングやコンディショニング的にも、機材的にも、タイムスケジュール的にも。
・西湖を走り慣れたコースだと高をくくっていたが、大間違いだった。コーナリングが下手くそ過ぎた。
・位置どりは抜きにしても、スプリントが弱かった。ギヤが軽すぎたかもしれない。完全に経験不足。
・逃げを追ったとき、集団からジャンプするべき場面だったのにブリッジを掛けた感じになってしまった。飛び出しの思い切りの良さが全くない。
[感想]
いろいろ複雑な思いが残るレースになった。まず、初めて入賞できて嬉しかったということ。
しかし、取るべくして取ったのではなく、ちゃっかり入賞という感じだった。
あと、自分はローテには一度もちゃんと加わらなかった(加われなかった)のだが、あれで良かったのだろうか?ということ。
スプリントで勝負したかったので、先頭を牽く意味はやはり無かったような気もするのだが、もっとペースアップをして、集団の人数を減らす方向にも力を使った方が良かったのか?
でも、そうしていたら、まともにスプリント出来ていなかったかもしれないし。。。ロードレースの展開って難しい。
ガンガン先頭牽けて、なおかつスプリントも出来る。そんな圧倒的パワーが欲しい。
落車は怖い。今回はいつ自分がこけていてもおかしくなかった。でも、ある程度図太い神経でレースできたのは、今回の一番良かった点かもしれない。
アート杯では、遠慮してしまって、集団の中に入れなかったが、今回は、多少強引にでも入れてもらって、集団内ではちゃんと脚を休める走りができた。
[最後に]
駒澤にはポンプを貸していただいて、助かりました。
澤田のご両親には、帰りに駅まで自転車を送っていただいた上に美味しいカステラを頂きました。
また、今回泊まった宿「ますみや」さんは、料金安いのに料理は豪勢、サービスでお昼にカレーも頂け、更に帰りに車を出してもいただけたり、サービス満点でした!
みなさん、ありがとうございました。
唐子征久