結果は、4周目でDNFでした。
そもそもの登りの力が上のクラスでは最低レベルだというのは知っていたし、
さらに体重を絞ろうとしていたためか、レース前の1週間は脚にまともに力が入らなくなるような状態であったので、
正直、レース3日前くらいまで走っても仕方ないのでは、とまで考えていました。
しかし、体重を絞ることには失敗したものの、体調としてはなんとか最低限レースに臨めるところまで回復できたので、
とにかく出来る限り長く集団に喰らいつくことを目標にして出走しました。
まず、最初のパレードから集団のスピードというよりもゴチャトゴチャした密集で走るのが大変で、全く余裕がなかった。
なんとか秀峰亭までは食らいついて、集団が落ち着いてきたので、余裕が無いながらも「次の坂を超えたらきっと大丈夫」
と言い聞かせて、頑張った。
しかし、ホームストレート前のもう少しで最高地点というところで力尽きてしまい、集団から離れてしまった。
「もう少しだから」と思って力を振り絞ろうとするも、全く踏めず大減速。。。
敢え無く2周目にしてちぎれてしまった。登りではストップしそうになるほど力尽きていたので、
後ろからくる選手に付けもせず、ただひたすら最後尾を一人でフラフラ走り続けた。
4周目の後半で下ろされ、DNF。
まあ、「千切れた後のことはどうでもいい」という心構えで臨んだので実際どうでもいいのだが、
もう少し集団に付いて行きたかった。ついて行ったところで現時点での脚ではどうにもならなかっただろうが、
もう少し先の世界を体験しておきたかった。
「千切れたら終わり」という意識が強すぎて、逆に気持ち的に余裕がなさすぎたのかもしれない。
脚が無いながらも、もっと上手い走りが出来たように思う。
結果は目も当てられないものだが、膝も治ってきて、やっと体調的にちゃんと走れるようになったのが確認できたので、
個人的にはそれが嬉しい。
あと、修善寺は正周りの方が走り易いことも確認できた。
思えば学連のロードレースを見るのは実は初めてだったので、これからの目標となる個人ロードやインカレのビジョンが少しは見えた。
田中さんの最後までメイン集団で走る姿には勇気をもらいました。
やっぱり、あの中で走れるようにならないと、レースをやっている意味が無いと思いました。
取りあえず、TTまではそちらに集中したい。特にチームTTに燃えています。
送っていただいた、澤田パパ、応援とサポートしてくださった石川さん、
今回も運転して頂いた杉田さん、ありがとうございました!
またふがいない走りをしてしまって、申し訳ないです。
精進しなければ。
唐子征久