9月11日(日) 全日本学生RCS第6戦・山形村ヒルクライムラウンド 中村 俊介

山形村レースレポート
前日は、車でコースの下見をし、清水でお風呂に入るついでに最後に待ち構える壁を見に行った。
歩いて登るのもつらい勾配に笑うしかなかった。
第一ヒート
スタートしてから予想していたよりも速いペースでスタート。
田中さんいわく、今年は遅いとのことだが、自分にはかなり速いペースだった。
途中で先頭集団にはついていけなくなったが、駒沢の伊奈がいいペースで走っていたので
目標にして走りきり、22”20でゴール。
クラス3の北海道大学が前方に見えたのでなんとか踏ん張った。
第二ヒート
スタートしてみると結構足にきていた。
なんとか踏ん張るが、半ばぐらいからついていけず、ペースメーカーを見つけて登ることに。
後半、左足に違和感を覚えながらも最後の勾配を登りきり、23”45でゴール。
一周目よりも1分以上遅れてしまった。
第三ヒート
いよいよ最後。
表彰台中央は正直難しい雰囲気だが、2位くらいは目指せるはずと意気込んでスタート。
北海道大学に負けないように、登っていく。
北海道大学の選手は、途中でいなくなり、ペースを刻んで登っていると、
清水まであと少しのゆるい勾配で追いついてきた。
そこからは、必死にくらいついていき離されないようにした。
最後の20%の勾配でちぎってゴール。24”24。
結果は、1"10"22。6秒差で3位表彰台を逃し4位。
こんなに悔しいと思ったのは初めてかもしれない。
レースが終わって振り返ってみると、第一ヒート、第三ヒートは自分のベストラップだと思う。
ここでタイムを削るのは無理。
タイムを削ることが出来たとすれば、第二ヒート。
しかし、第二ヒートが終わった直後は、足に結構来ていたので、がんばってタイムを出せたとしても、
第三ヒートで沈んでいたと思う。
あと、6秒。悔しい。けど、これがレースなのか。
正直言って、第二ヒートでついていけなかったのは、自分の力に対する不安や、
根性が足りなかったからだろう。
絶対についていくんだという気持ちの差が、6秒を作ってしまった。
レース中の反省点としては、ダンシングをほとんどしていなかったことだろうか。
最後の激坂を含めて、ほぼ全てをシッティングで登っていたのが原因で
足にきてしまったのかもしれない。
昨年の2位のタイムより、2分以上削っても4位だった。
たらればはあるが、今の自分にこれ以上の結果は難しかった。
この悔しさを忘れないで、練習していきたい。
中村 俊介