12月4日(土) 第5回 昭和記念公園東京都自転車競技大会 チームTT 田中 裕樹

・自分から見たTTT
目標は43km/hくらいで回せたらいいと思っていた。
スタートから、自分からペースを作ろうと思って始めに引き出し、43km/hまであげていった。自分の足の感覚ではいけそうだったので、少し飛ばしすぎたと思う。
唐子は調子が悪そうだし、武井は早々に辛そうにしている。
ペースを決めようとも思ったが、アップダウンがあるし、若干風も吹いていたので、具体的な速度を提示することも意味をなさないと思い指定はしなかった。
結局は成り行きのペースになってしまったと思う。
速度が安定しないうちに、2・3周で武井が居なくなった。
残り4人はTTTの練習を積んできたメンバーなので、大丈夫だと開き直る。
中盤に入ると、唐子が辛そうになってきた。
さすがに、4人は死守したい。
唐子に登りで抑えるように言われてから、後ろを見ながら牽くようにした。
自分の足はまだまだ余裕があったので、ペースを落として自分が長く引くようにする。
唐子は余り牽かず、田中・杉田を中心に、澤田も加わって回していく。
7周目、ここまで元気に引っ張ってくれていた、澤田がいきなり居なくなった。
後で、聞いたら足を攣ったとか。
杉田さんの、「3人でいこう」の声で、3人でゴールを目指すと決める。
ここからは、杉田さんと、自分とで2人で回していた。
登りや立ち上がりで、唐子を切らないように気をつけながら。
最後の1往復は足を搾り出した。(道幅狭くスプリントできず)
・反省
自分がペースをコントロールすべき立場にありながら、それが出来なかった。
翌日の乳酸の溜まり方からしても、不完全燃焼であった。
序盤から、(適切な強度で)もっと長い牽きを入れても良かったと思う。
・僕から見たメンバーの活躍
武井:武井は練習の日程が合わず、TTTの練習がほとんどできなかった。人の後ろに付く時にブラケットを持って走行するなど、DHバーでの先頭交代に慣れていなかったのも、不調の原因だったと思う。走力的には、強力な戦力になり得たはずで、もったいない。
澤田:思っていた以上に、チームを引っ張ってくれた。人の後ろに付いて走るのも、様になってきて、地足の強さも感じる。TTTでかなり成長したと思う。
唐子:唐子は調子が悪いなりに、betterな走りをしてくれたと思う。登りで辛い旨を僕に伝えてくれたことや、無理に牽かずに体力を残しておいたことが、結果的に終盤に大きなブレーキをせずに済んだ要因だった。
杉田さん:物理的に強力にチームを引っ張ってくれたことは、言うまでもありませんが、ローテの間に声をかけるなど、精神的にチームを支えてくれていたと思います。
ありがとうございました。
田中 裕樹