5月18日(日) RRC第2戦 修善寺オープンロード 安藤 英俊

何気に修善寺でのレースは最後になるのか??と気づき,「いい経験をした」とか「とりあえずこれは良かった」ではいかんと思った.
そろそろ学連レースでも”勝負”にからまないとね.
200人以上いる中からたぶん決定的なアタックがそのうちあって,逃げとメイン集団に分かれるだろう.
で,いつもなら逃げを見送ってメイン集団で完走を目指すんだけど今日は逃げに加わってやると思った.
3周くらいの危険な周回ののち,実業団を含むアタックがきた.
反応が遅れてしまって逃げとメイン集団の間で宙ぶらりん.どうしよう.
振り返り,メイン集団はサイクリングだろ〜と思いきや蛍光イエロー(チャンピオンジャージ)の辻本がまだいる.
じゃあ大丈夫だとメイン集団にもどる.
最初の補給の時なんで,8周目の終わりから9周目の始まり.蛍光イエローが何人か引き連れて動いた.これは見えた.いった.追いつけねえ..
秀峰亭過ぎてからホームストレートまでの区間で辻本含む数人の動きに反応はしたもののついていけず.
すごすごと後ろの集団にもどる.少ない.20人もいないよ.
日大がたくさんいた.今日は非常に日大にお世話になった.「俺たちが引くしかねえ」とグルペットを動かしてくれた.
ぼくも参加させてもらった.結構働いたつもりだ.先頭との差が1分切ったりと意外とイケてる集団だったが,前引く人員が足りなかった.
気づいたら4人くらいになっちゃって,次に脚が死んだのは僕だった.切れたのが確か残り5周くらい.
こうなったらもう完走してポイントをお土産にするしかない.
切れても上りは遜色無いスピードで回れる.ただ下りでスピードが全然乗らないからここで差が出る.
19周できっちり出し切るように走ったが19周目にラップされて下ろされた.
もう20人くらいしかいないしあと1周だし,見逃してくれるかなと期待したりもした.
結局最後の未完走者だった.そこを境に何も得られないDNFなわけだ.
レースしながら目標をだんだん低い方へ下げていったなと思う.
トップ集団で勝負→2番手集団でチャンス待ち→完走→命乞い?
アタックは絶対見逃さない,脚がきつくなっても!と決めていれば目いっぱい踏んでアタックにはついていけたかも知れない.
けど多分千切れて第二集団にも置いて行かれるかな.
実力に見合った走り方はしたかなと思う.
第二集団で日大に任せっきりで付き位置にいればもうちょい脚残せて完走できたかもしれないけど,それはつまんない.
完走だけなら1回してるし.
なんといっても第二集団に(脚のある)人が少なかった.30〜40人いればそこからもう一勝負できたのかもしれない.
辻本が飛び出したのはこれを察知したからかなあ.
辻本は3位だったらしい.1,2位はコルナゴとBS.
やってきた練習に関してダメだと思う所が2つ.
・限界の強度に達しない
8〜9割くらいで満足してる気がする.相手が必要
・100キロ続けて走れない
土日の練習は百何十キロ乗っているわけだが,ぶっ続けじゃない.休み休みだ.
レースも休みどころがあるけど降りてジュース飲むわけじゃないから,練習で出来てないことはきついはずだ.
入賞を狙っていたレースのうち一番期待していたレースなんだが,厳しかった.
練習もやったしな.じゃあ倍やろうとは思えない.ちょっとへこむわ.ここで辞めてしまう人って結構いるんだろう.
目先を変えてみよう.登りは今までどおりで,スピード練だ.
後は奥木曾,美麻,宇都宮だしね.
安藤 英俊