5月9日(日) RRC第2戦 第12回修善寺オープンロードレース大会 田中 裕樹

エントリーを見て少しビビリ気味。
でも、目標は、完走だった。
序盤、いつものように、ふるい落としがあると思いきやそこまででもなかった。
着いていく分には、足を使い切らないペースで回る。
この時点で、分かったことは、クラス1+2の中では、自分が1番ヘタであること。
コーナーでは、ラインを守れず、失速する。
下りでは、恐怖から車間を開けてしまい、中切れみたいになったガンガン抜かされた。
そんなわけで、前に上がれるわけもなく、金魚の糞状態が続いた。
5・6周目あたりになると、集団のペースが落ちて、ゆるゆるペースになった。
日大とかANCHORとか、有力チームの逃げが決まっているらしい。
アナウンスされる、トップとの差がどんどん伸びていく。
10周目あたりになると、「このままでは、メイン集団ごと切る」とまで言われた。
周りの人も、抜け出せとか、牽け、とか言うので、集団内での完走が不安になった。
そんななか、東大の三谷さんなど数名が、秀峰亭で飛び出すのをみて、金魚の糞から一気に抜け出して先行した。
5人ぐらいだった。後から慶応の田中君も追いついてきて、ローテ。
残り10周近くあるので踏みすぎず、無理なく行こう。
そんな甘い考えでは、続くわけもなくて、ちょうど1周くらいで、メインに戻ることになった。
このころから、人が減ってきたのと、周回に慣れてきたのとで、少し走りやすくなった。
そんなんで、少し調子に乗ってしまったか?
ペースを上げたほうがいいと思って積極的に前で牽いた。
自分のような下手が、前に出てむやみにペースを挙げるので、プロの人に叱られてしまいました。
実業団の人に慰められたり・・・・
その後は、無理に引くこともないと思って、沈んでいた。
16周目くらいで、前の逃げ集団が見えてきて、このころからペースが上がったのか、自分が疲れてきたのか、秀峰邸の登りがきつくなってきた。
そして、19周目に入る秀峰邸で、ちょっとした中切れがあった。ほとんどの選手は生還したが、僕にはその足がなかった。
ホームストレートで離されて、1号郷を過ぎたところで下ろされた。
結果18周(あと2周)
今回、思ったのは、自分が下手だなってこと。
でも、脚力的にはクラス1+2の中でも戦えそうな感じもした。
中村さんの言うように、目立たないように気配を消してレースできるようにしていこうと思います。
サポートできてくれた新妻さん、ボトルを渡してくれた1年生、応援してくれた皆さん、ありがとうございました。
次は、個人ロード。
完走したい。
田中 裕樹