3月21日(土)JCRC第2戦in日本CSC 田中 裕樹

レースは去年の7月に出たJCRC群馬以来。
8ヶ月間の成果を示すためにも、上位に入りたかった。
しかし、今回はメカのメンテ・準備が不十分だった。
決戦用のタイヤは用意しなかったし、現地についてからタイヤの空気圧が低いことがわかり、空気入れを探しまわった。
挙句の果てに、レース直前になってフロントギアのシフトまでおかしくなって、岡崎さんのルックを借りての出走になった。
どうにもこうにも出走できたのはサポートしてくれた先輩方、OBの方のおかげ。
結果を出さないわけにはいかない。
修善寺のコースは初めてだったし、レース前のごたごたで試走もできなかったので、1周目はおとなしくコースを見て、2周目に勝負しようと考えていた。
時間はなかったけど、しっかり1列目に並んで出走。
さすがに、たった10kmのレースだけに1周目からそこそこ速い。
集団はすぐに長くなって、1周目の中盤で早くも、アタックがあった。
それに1人がついていく形で2人の逃げが発生。ついていけないこともなかったが、どうせ吸収されると思ってスルー。
3位までの中間スプリントJCRC賞を狙って、ペースアップして3位で1周回を終えた。
このとき、阿部さんに「追え〜」と声をかけられて、この一言で追うと決めた。
2周目は、ほぼ個人TTだった。
少しずつ前の2人と間を詰めていって、最後の登りで1人を抜いて、登りきる手前までにトップと数十メートルまで詰めた。
ラスト直線のスプリント勝負でいけるか?でも、その必要は無かったみたいだ。
トップの人のチェーンが落ちて減速、結果的には後ろを離してトップでゴールした。
ということで、(すこしあっけないが)うれしい初優勝。
今年度は、学連のレースも参加する予定なのでこの優勝を弾みにがんばりたい。
先輩方、OBの方のサポートなくしては考えられない初勝利です。
ありがとうございました。
今後は、自転車についてもっと勉強して、自分と自転車とも、良いコンディションでレースに臨めるようにしていきます。
田中 裕樹