7/11 加藤 石川ロードE3 2位

福島県で行われたJBCF石川サイクルロードレースに出場し、2位に入りE2に昇格することができました。 

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・レースまでの取り組み 

練習メニューは普段とあまり変わらず。4〜5時間のライドの中でロードで使うパワー領域を使う時間出すのを意識した練習。
土日月火水木と連続で練習し、金曜はオフにして土曜は筑波99キロレース、そして日曜の石川ロードという流れ。 

一週間前からはお酒飲むのをやめた。別にレースのために断酒しようと思ってしたわけではないが、なんとなく飲まないでいたら一口も飲まなかった。 

金曜からはポカリを少しずつに分けて飲むのをやってみた。車の移動中なども数分に一口といった感じで飲んだ。 

土曜のレースはかなり脚に来たので、レース後に温泉に行ってしっかりケアした。昼から温泉きもちえ

20:30頃寝て6:00頃起きた。 

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・当日
出走は14:20なので時間ありあまり。特なにかした記憶がない。友達と喋ったり雨降ってきたら車に入って雨宿りしたりした。 

食べ物飲み物は結構気をつけた。おにぎり5個くらい、パン3個くらいを起きてから出走2時間前くらいまでの間でこまめに食べた。

飲み物はポカリ2リットルくらいをその時間でこまめに飲んだ。 

アップは気温が高かったのと前日ハードなレースだったので30分くらい軽く3本を回す程度でほぐす感じ。 

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・レース 
f:id:ryoh97:20210712224500j:plainコースプロフィールはこんな 
スタート後に短いがパンチのある登坂があり、長いダウンヒルのあと、緩いが4キロほど続く登坂がある。 

バタバタしてたら最後尾になってしまった。今回はローリングなしのマストスタートなのでちょっと心配になった。 

スタート前から殺伐とした雰囲気。誰もが前に行きたがっている。スタート後はいきなり集団が縦に長くなった。先頭ペースはかなり速い。 

すぐに登坂に入る。縦に引き伸ばされているためスペースはかなりあったので、位置をあげようと思い踏んだ。しかし8%くらいの斜度で35キロ近く出ているためかなりきつかった。 

すでにここで集団のふるい落としがかなり進んでいたようだ。僕は前方に位置付け下りに入った。一周目からアタック合戦模様のレースはハイペースのまま進んでいき、逃げができかけては即座に潰されるという展開。僕は今までの教訓から落ち着いて走ることに集中し、無謀なアタックはしない&決まらない逃げは追わないを徹底した。前方に位置取り、ペースが少しきついときは無理に追わず他の人に追わせながら走った。 

集団はなおも活性化していて、先頭がきれいにローテを回すのではなく前に出たい人がどんどん出ていくという感じだったので、自分は先頭を引かずに5~10番手あたりに留まることができた。しかし1周目が位置上げに足を使った上に他のクラスタを上回るハイペースだったのでかなりきつく、集団にいるだけでかなり息も上がってきつかった。集団が全く緩まない。
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2周目には120人近くで出発した集団が20人前後まで絞られていた。その集団の真ん中あたりで2周目をこなした。

f:id:ryoh97:20210712230447p:plain2周目はかなり位置取りを気をつけ脚を貯める意識をしたが、ラップ平均パワーを見ても2周目をうまく温存できていたようでよかった。 

そして運命の3周目。 
2周目の最後の上りで少し集団に疲れが見えていた(自分も辛かったが)。なるべく息を整えようとペースを一定に保ち、少し車間が空いても無理に縮めないようにしながら3周目の1個目の登りへ。コーナー後の登りだったが、コーナー立ち上がりから斜めにプロトンを抜け出しアタックをした。ここに数名が反応してきたがフカヤレーシングの竹内さん以外は突き放すことができ、下りから二人逃げになった。 

我ながら完璧なアタックだった。レース直前にユーラシアの橋川監督にアドバイスを色々もらっていて、アタックのタイミングなども聞いたが、そのアドバイス通りに動くことができた。 

竹内さんと二人逃げになってからはうまくローテを回すことができ、集団とのタイム差を30秒前後でキープ。彼は細身で軽く、下りはスピードを出しにくそうだったが登りが軽快だったので、話し合わせたわけではないが下りを僕が長めに引き、彼に登りを長めに引いてもらう形になった。 

下りでは最高速度73.8km/hが出ていた。雨の山道公道で70キロオーバーは平常時に考えると恐ろしくなるが走っている時はアドレナリンでまったく恐怖心を感じない。 

4周目に入って集団もペースを上げていたらしいので、少しずつタイムギャップを失いながらも25秒前後を保ち最後の登坂へ。 

かなりきつかったし竹内さんもきつそうではあったが、ラスト2キロ付近でアタックされここに付いていくことができなかった。少し先に見えているのにその差がジワジワ広がる絶望。後ろを振り向くと作新の選手が追ってくるのが見えていたので、最後力を振り絞り2位フィニッシュ。
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・感想
タイミングを見計らってアタックし逃げを決められたのが、2位という結果以上に嬉しかった。 

機材の感想としては、やはりウィンスペ速いし快適。脚の削れ具合がアレスプよりだいぶ少ないと思う。休むダンシングがしやすい。下りは速度が上がり空気抵抗が大きくなるが、最高速73キロとそこも問題ないことが改めてわかった。 

ちなみに今回僕が惨敗した竹内さんは、
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凄い人だった…

名前は僕と漢字も同じの遼だった。レース後に握手しお話させてもらった。 

昇格は嬉しいが一方で実力で殴られたのも事実なので、今後も頑張ってさらに上を目指していきたい。長々と書いてしまいましたが、最後まで読んでくれてありがとうございます。これからも頑張ります🙋