iRC tire FORMULA PRO 30C

加藤です。
iRCに愛あるし、勝手にレビュー

愛してやまないiRCタイヤの30Cをフロントに付けてみた。iRCチャレンジ第3シリーズの賞品でタイヤを4本も頂いたので、そのうちの二本を30Cにしてみた。 

未だに周りで30Cを使っている人を見たことないが、果たしてどんな感じなんでしょう!? 


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フロント30C、リア25C

想像以上の迫力

友達に30Cにしたンゴ!って言ったら、「路面抵抗ヤバそう」という感想が返って来たが、装着後に平地をいつもと同じような感じで走ってみたところ、路面抵抗の差は全然感じなかった。 

凹凸に対する安定感はマシマシな感じ。歩道に上がるとき、わざと少し斜めに段差入ってみたりしたが、流石にハスるかな?くらいの角度で入っても割と乗り越えられる。 

4月、5月と群馬CSCでレースに出たが、コースの縦溝にハマってバランス崩す人を割と見かけたし、群馬に30Cはかなりいい選択になる気がする。 



装着後2日目は、都民の森でヒルクライムしてきた。ヒルクラとなるとやはり重さが気になるところ。

都民の森のStravaセグメントのタイム結果から言うと、

今までのベスト→45:26

これは2019年、東京ヒルクライム檜原ステージのときのタイム。ドラフティングバリバリに効くので、登っているのに平地かと思うくらいだった。ちなみにこの時期は練習では51分台しか出せないくらいだった。
ちなみに今までの練習ライドのベストは45:57

そして今回はというと

44:37 

うむ、重さ関係ないですわね

真面目な話、カタログ値で25Cと30Cでは60グラムの差があった。もし前後変えたら120グラム差。1500グラムのホイールと1380グラムのホイールと聞いたらだいぶ差があるように感じるし、その重量差は無視できないのでは?という気にもなりそう。 



そこでフロント30C、リア25Cという組み合わせにしてみた。

段差や溝に取られたらヤバいのはフロントタイヤだし、コーナー中滑ったら対処できないのもフロントタイヤ。リアは取られたり滑ったりしてもある程度ならなんとかなる。 

また、フロントは駆動側じゃないし、リアほどが重さが関係ない(気がする、あくまで僕の勝手な意見です^^)

リアに30C履かせたら多少加速鈍く感じたりするのかもしれないが、リアに履くメリットはそもそもそんなにないので問題ないと思う。逆にフロントに履くメリットはたくさんあると思った。

空気がいっぱい入る分指定空気圧も低めで、空気圧をより下げられてグリップ向上・乗り心地向上になるし、乗ってて安心感が違う。特に下りのコーナーとかめっちゃ良かった。 

上ってるときとか平地とかでも路面抵抗が大きくなったという感覚は皆無だった。スイスイ進むしむしろ段差などが楽。 

バイクだとフロントの方が細くてリアのほうが太いし、フロント太くてリア細いのは違和感なくもないが、かなりいいと思うんですよね〜 


ここ最近、タイヤの空気圧の話題がツイッターで盛り上がってましたが、やっぱ時代は太タイヤ低圧なんじゃないんすかねぇ〜(独断) 


多少重くなるかもしれないけど、そこは走り方でどうにでもカバーできるし、そもそも微々たる影響しかないと思う。それよりその数十グラムを犠牲にして安全と心地よさを取ったほうが幸せになれそうだなぁと思った。