自転車全体の整備ついでに、前から使いたかった幅の狭いハンドルを取り付けたのでインプレ！
今回取り付けたのはこちら！
今まで同じハンドルのC-C（中心間）400mmを使ってましたが、下ハンを握った時に手が反る感じがいやで、幅の狭いハンドルが欲しいなと思ってました。
それに今は幅の狭いハンドルがブームになりつつあるしね！
エヴェネプールもそうだし、それを見たカンペナールツも幅の狭いハンドルを使ってる。
ジャンウィリアムファンシップ(←どう短縮して呼べばよいかわからない)なんてC-C32cmのハンドル使ってるし。しかもブラケットは超内側に傾いてる。
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理由としては、エアロ効果！
あの鉄人アダムハンセンも、幅の狭いハンドルを推しているし。
話を戻さねば！
このハンドルは上ハンと下ハンの幅が違うハンドルで、20mm強上ハンが狭い構造です。
下ハンには外側に広がる角度がついているので、下ハンを握っても手首が適度に斜めになり持ちやすいと思います。
さて、取り付けていきます！
元のハンドルのポジションを変えたくないので、STIの向きを揃えるべく並べたら、
昔UCIルールにかからないようにハンドルを切っていたことに気づいた。
そういやそんなこともあったわ。結局ステムが伸びて本当は切る必要がなかったがわけだが...
左右のSTIを装着しました。
STIの位置が違うと体が歪むので、僕はSTIの取り付けは特に慎重に行います。
ハンドルを自転車から外し、STIを取り付け、ハンドルをいろいろな角度で床に置き、しっかり左右とも同じように床に触れているか確認します。
もし片側のSTIが床から浮いてたりすれば、位置が違うわけです。
また、左右の内側への傾けは電子ノギスを使いました(笑)
ロボットなどを製作するとわかりますが、ノギスは超超超便利です。案外安いので購入をお勧めします笑
そんなこんなで装着。
やはり前から見るとやはり幅狭。
インプレ
まず参考までに
自分の肩幅は、「前ならえ」をするように腕を平行に前に伸ばし、手の平が互いに向かい合い平行な時に、左右の人差し指間が32~33cm。
再掲しますが、今回のハンドルは下ハンのエンドでC-C380、ブラケット根元で360弱。
ブラケットを若干内側に倒したポジションが好きなので、ブラケット先端は340でした。
あと、実際は下ハンは斜めっているので、握っているところでは370弱です。
まず、ブラケット部をもって楽に巡航。
ハンドルの幅が変わってハンドリングが少しクイックになった。まあ慣れるでしょう。
楽に巡航するには幅の広い前のほうがリラックスできる気がする。
次にブラケットを持って体を倒すエアロポジション。
明らかにこちらのほうが良い。腕が広がらないために、肘を狭めても前のハンドルのように腕だけ外側に伸びるキツイ体勢ににはならない。
STIも操作しやすくてよい。
下ハンは感覚が大きく違う。今までは手首の外側にあったハンドルがちゃんと手の中に収まっている感じ。明らかにエアロ効果があるように感じる。ダンシングする時も、足の力のベクトルと手の引っ張るベクトルがより近くなったためか、もがきやすい。一方で、大きくバイクを振るのは前のハンドルのほうが良い気がする。
住宅街にある激坂をブラケット+ダンシングで登ってみた。
ブラケットが狭いため、腕の力の入りかたが前と違う。前よりより腕の内側の筋肉を使う感じ。下ハンのときは特に違和感を感じなかったダンシングも、上ハンだとその幅の狭さを如実に感じる。これが慣れの問題なのか、それとも力のモーメントの半径が小さくなる弊害なのかは今後わかってくるだろう。
感想
全体的な感想としては、幅の狭いハンドルは巡航向きかなーと感じた。特に単走のとき。
激坂系のブラケットでもがくときはブラケットの幅が欲しいなと感じる。
ただ、下ハン大好き人間なので、下ハンが快適になったのは評価が高い！
これからどんどんブームになると思われるナローハンドルのインプレ、いかがでしたか？
興味があれば試してみるのもアリだと思います。
P.S. 部員へ
C-C360でブラケット部も360のハンドルを前に購入しましたが、使ってないので倉庫に置いときました。（下ハン360は自分の体格には少し小さかった...)
小柄な体格でナローハンドルを試してみたい人は勝手に持ってっていいです。お試しあれ
