2月18日(日)RCS第8戦 川島町クリテリウム(15km) クラス3C 4位/30 玉置千智(51期)

川島町クリテリウムクラス3Cレースレポート
4位/30人 感想8人
〜前日まで〜
1ヶ月前からこのレースに照準を合わせてトレーニングした。行田クリテのような調子の良さを求めたので、その時の体を再現するようにトレーニングした。具体的には練習日記を参考にして欲しいが、概要として、雪で実走できない時もサボらずローラーした。週6で練習することを意識した。また1週間前としては、レース3日前に足にかなり疲労が残るぐらいの追い込みをした。翌日以降の2日間は足を回すだけとして、疲労を回復させた。当日のアップでかなり調子の良さを感じることができたので、良いピーキングができたと思う。
〜当日〜
スロースターターの自分は、レース2時間前からちょくちょく自転車に乗り、寒さで血管が収縮するのを防いだ。また、空腹を感じないように、パン2個とアミノバイタル2本をこまめに補給した。
現地は風が強く、波乱が予想された。筑波の児玉さんに対策を聞くと、「足があるなら逃げろ。ゴールスプリントなら最終コーナーを先頭で通過し、番手につけろ。」とアドバイスをいただいた。
スタートはローリングスタートの"はずだったが"、実際はアクチュアルスタートであり、ローリングで前に出ればいいやと思ってスタートラインを後方で並んだら、ひどい目にあった。スタート直後から、強風の影響で集団は伸び、かつすでにいくつかのグルペットに分かれていた。自分は最後の集団にいたので、最初の1周目を全て使って、全力で先頭集団まで自力で上がらなければならなかった。これは正直どうかと思った。かなり足を使った。
2周目以降は集団の番手付近に付き続け、アタックに反応した。アタック後の先頭交代を要求されることもあったが、自らの保身のために拒否することもあった。実際、最初の追走で足を削っていたので、仕方なかった。それにわざわざ先頭で頑張る必要も感じなかった。普通のローテーションで先頭を引くときは、逃げを追うとき以外は、たんたんとそれなりの仕事をした。
3周目あたりで筑波の慎吾がやってきたので声をかけた。その後信州(?)の人や、慎吾や、他の人のアタックがあったが、ここで逃がすと負けるのは明らかだったので、耐えて追走した。常にほぼ番手の位置にいたので、もし、集団の他の人が追走してくれるなら、後ろに下がって追走を任せても良かったかもしれない。しかし、それで追いつく保証はないので、なんとも言えないのがレースの難しいところだと思う。
最終周回でゴール付近では、最終コーナーの前で最後の逃げを吸収しした。しかし、その際に集団全員が参加するローテがあり、それでポジションを6番手まで下げてしまった。そのため最終コーナー手前で1つ順位を上げたものの、集団後方で最終左コーナーに突っ込んだ。そして悪夢が起きる。前の人たちのラインを読んでその風下側にあたる、右側にラインを取ったそのとき、先頭がペダルをこするなどして落車。番手も巻き込まれ、自分は番手の選手のリアホイールに突っ込みかけた。急ブレーキをしてなんとか回避したが、先ほど追い抜いた慎吾に抜かれ、またラインに落車のなかった3,4番目の選手が飛び出した。10mほどの差がついてしまった。ゼロから加速して、必死に追走したが届かず、結局4位で終わった。
〜反省と課題〜
最後の落車前には、そこそこ足があったので、スプリントできると思った。落車がなければ、と何度も思った。レース後に近藤さんにそのことについて何度も愚痴を吐いた。しかし、レースで落車は起こるものであり、それを避けられなかった自分が悪い。児玉さんに言われたように、最後ひと踏みして最終コーナー前でポジションを上げていたら、落車に巻き込まれなかったかもしれない。先頭なら落車の影響は皆無だ。結果として、自分が弱かった。
レース内での位置取りも、少し集団前方にいることを意識しすぎたかもしれない。3番目でも良かったかもしれない。ただ、レース中は番手が楽だと感じてもいたので、これからはそのレースごとに最適な位置を見つけよう。
これからはFTP向上系のトレーニングと、立ち上がり対策のインターバルを意識してやっていきたい。
〜最後に〜
神宮クリテにはわけあって出られないのでサポートに回ります。よって今年度の公式戦はこれで以上です。来年度は、まだ立ったことのない表彰台の中央に立てるように、日々努力していきます。
車出してくださった近藤さん、ありがとうございました。
玉置千智(51期)