7月15日(日)JCRCシリーズ第5戦in群馬CSC 杉田 精司

C1クラス 6km*8周回=48km
結果:6位入賞
*目標
入賞するのは当たり前のクラスなので、積極的なレースをして優勝すること。
レベルの低いクラスだからこそ試せること(アタックや逃げ)をやる。
*レース前
同じクラスに澤田がいたので、どこでアタックするか軽く話しておいた。
結果的にこの作戦会議(?)が有効に作用したと思う。
アップはコース試走2周の後、ローラーで10分程心拍揺さぶった。
試走した感じから、体調の悪さを感じる。身体が重たくてキレがない。ここ1週間の寝不足と思われる。
気温は30℃くらいあって暑かったので、距離短いけどボトルは2本。
最近気に入ってるMUSASHI1本と、スポドリ1本。
*レース
スタートは2列目。
1列目の人が2人もクリートはめられずにふらふらして危なかった。
こういうクラスなんだな、となんとなく思う。
下り終わってパレード解除。
しばらくは様子見で、前10人くらいの位置取り。ペースは遅い。完全にサイクリング。
先頭に出つつ、楽なペースで。登りもゆっくりで張り合いがない。
2周目あたりで一人単独逃げ。乗ろうか迷ったけど、その選手の力量がわからなかったのでいかせる。
集団は我関せず状態で、何事もなかったかのようにのろのろペースのまま。
1人だしすぐ捕まるだろと思ってたけど、集団のペースが全然あがらなくて捕まる気配無し。
ダメだこれと思って、自分で引くことに。もりもり引いてく。
逃げを捕まえたらカウンターでアタックしようと決めて、そのときを待つ。
4周目の登りきったところで逃げを捕まえる。
アタックするには微妙な場所だったので、しばらく集団のまま。
5周目の登りに入る前に、アタックするよーってそぶりを後ろに見せる。
誰かが乗ってくれることを期待して。で、登り口でシッティングのままペース上げて飛び出す。
集団に追ってくる気配はない。振り返って集団が見えなくなる程度に離して、一人逃げ開始。
S/Fで後ろ見ると、違うクラスの集団が猛然とC1クラスの人たちを引いてるのが見える。
そのクラスはここから最終周回でペース上がってたらしい。
つらくない程度に踏んで、下りでなるべく離して淡々と逃げる。
ここで金のMeitanを補給。みなぎるカフェインでちょっと元気になる。
下りきったところで集団が見え隠れしてたので、そう長くは逃げられないと確信。
登りで吸収かなと考えて、次のアタックに備えて無理しないペースで。
予想通り、登り途中で吸収。ちょうど1周逃げた。
澤田が先頭付近にいたので、ホームストレートで再度アタックすることにする。
下り始めると紫帽子のクラスが3人ほど混走してくる。どくようにいってもどかない。
どうやら最終スプリント前らしい。こんな集団の中でスプリントされたら危ないので、集団のペースを落として先に行ってもらおうとするが、中々出て行かなくて危なかった。
で、S/F過ぎたところで予定通りアタック。これも予定通りに澤田が反応してくれて2人逃げに。
下りで澤田が遅れて集団につかまりそうになったので、下りきったところでも一度アタック。
澤田と交互にアタック繰り返して、5人まで絞る。
このままワンツー決めるつもりだったけど、登り手前で急激に心拍が上がりきってつくのがつらくなる。
勝負所だったのに、頑張りきれず千切れて、後ろからきた3人に合流。
最終周回。逃げに澤田が入っているので、自分はローテ加わらず、追走のペースを抑えてスプリントに備える。
前は4人なので、自分のいる追走4人の中で2番に入れば昇格。脚ためられる自分は確実に有利。
逃げとの距離を一定に保ったまま最後の登りへ。
ここでアタックしようか考えたけど、確実な方法をとってゆるりとこなす。
結局、最後は3人のスプリントに。牽制したのち,先攻したけど捲られてしまい、結果6位でゴール。
澤田が無事優勝したと聞いてほっとした。
*反省・完走
・アタックにキレがなかった。飛び出し方が中途半端だったので集団と秒差をつけられず。
最初もっとぐわっと差を広げてしまわないと、逃げきるのは難しい。
・逃げ始めてからの独走力も足りない。つぶれない程度のペースでもっと踏めないとダメ。
・逃げてるときのヘアピンでこぎ始めを焦ってペダル擦ってしまった。あれは危ないので気をつける。
・一番大事なところで千切れてしまった。インターバル能力の強化が必要。
・スプリントが下手くそ。勝てると高をくくって負けた。
・一人逃げは気持ちいい。ギャラリーの声援が嬉しかった。
・この程度のレベルだといろいろ試せて、それはそれで良かったかなと思う。
・その反面、この程度のレベルで勝てないのはダメダメだったと思う。
応援いただいたみなさんありがとうございました。
澤田は優勝おめでとう。チームプレイできて楽しかったです。
杉田 精司