11月13日(日) ツール・ド・おきなわ2011 澤田 隼

前日土曜日に羽田7:45発で那覇空港へ。10:35分着予定。那覇空港で自転車を受け取るのに30分くらいかかった。それでもまだまだ人が一杯いたので、もっとかかる場合もあると思う。今回はトヨタで車を借りた。(手配ミスってすみません)この時点で確か12時くらい。自転車を載せ、那覇漁港?の近くの食堂で食事。量がはんぱなかった。そこを出たのがおそらく1400近くになっていたと思う。那覇からすぐに高速で名護を目指す。名護まではおよそ二時間といったところであろうか。受付を済ませ、140kmスタート地点の国頭に向かう。名護から国頭は30kmくらい。国頭についたときはまだ明るかったので5時前くらいであったと思う。杉田さんと大橋さんに車を再び名護に置きに行っていただいた。(帰りは18時発のシャトルバスで国頭に戻ってくることができる)国頭はスタートとなる道の駅のすぐそばにコンビニがあるので買い物には不自由しない。普通に宿のご飯を食べて24時前に就寝。
スタート自体は9時であるので時間的にはかなり余裕があった。朝は、宿の朝食を普通に食べる。確か6時とか。出走確認票は俊介さんに出していただいた。0730くらいからアップ開始。コースを走って、最初の上りの半分くらいまで登って折り返した。8時から交通規制が始まるってしまったので、帰りは路肩をたらたら走る感じになった。道の駅につくと自転車がびっしり並べてあった。場所取りが重要の意味がここにきて分かった。そこからスタートまで特に何かできるわけではなく座って待っていた。スタート30分前にザバスのピットインゼリーを一つ食べた。いよいよスタート。補給はウイダー一つ。ボトルはパワージェル入りスポーツドリンクと水一本ずつ。
スタート直後、二人くらいが少し飛び出しているが、それ以外は塊となって走る。スタートから5kmは右側を走った方がいいと言われていたがその通りであった。左は海で風がつらそう。上りに差し掛かったとき、自分の前には50人くらいの人がいたと思う。あとで考えればだけど、もっと前に出ていればよかった。上りになりペースが落ちた。自分としては遅く感じたので、前に出て自分のペースで走ることにした。するとどんどんと人を抜いていき。気がつくと見える範囲では一人しかいなかった。山岳を狙う人はほとんどいないという話は聞いていたが、これほどまでとは思わなかった。結局そのあとは一人に抜かれ、抜き返しという形で山岳ポイント通過。前との差は10秒くらいであろうか。2位だったらしい。ちょっと悔しい。そのあとの下りは集団とは距離的アドバンテージがあったので、マイペースで下って行った。ちょうど補給地点で先頭集団に追いつかれた。この補給は本来140kmの人は受け取れないらしいが渡してくれていた。それだったらボトルは1本でもよかったかもしれないと思った。そのあとは集団のペースに任せ下っていく。いつもの下りで千切られるというのはなかった。穏やかな感じ。その後スプリントポイントを何事もなく通過し、2回目の上りに備える。さっきの感じからして山岳賞が狙えるのではないかと思ったので、次は本気で狙いに行った。上りの前の直線で出来るだけ前にでようとしたが、平地はなかなかペースが速く、辛かったのでおとなしく付き位置で。上りに入ってすぐペースを上げる。と、いうか自分としては軽い逃げの気持ちもあった。集団を引き離し残ったのは自分入れて3人とか。序盤頑張ったので先頭を替ってもらう。残り1kmでもそんな感じ。まだ我慢。残り500mくらいで少し下りになるのでそこで飛び出してみてスプリント。あと200mというところで後ろ付いていた人に抜かれた。もうすでに限界が近かったので山岳断念。結局5秒差くらいで山岳を逃してしまった。しかもスプリントで捲くられたとなるとかなり悔しい。二回目の山岳が終わってのこり70km。気持ち的にはほぼ終盤だったが、距離的にはまだ半分。そこからは惰性だった。100km地点くらいでウイダーを食べた。上りで頑張りすぎてしまった分、このあとは辛くて、脚が同時に3か所攣ったりした。でもやっぱり惰性で走りゴール。先頭からの差は4分くらいでの24位
・次回に向けて
脚は攣ってしまったが、エネルギー的には足りていたようである。かなり暖かったので、もっと積極的に水を飲むべきであった。0回目の補給で何も取らなかったのがよくなかったかも。山岳は冗談抜きで狙えるし、スプリントも場所をしっかり把握しているかの勝負といった感じが否めない
・次回出たとしたらその時の作戦
澤田 隼