8月6日(土)7日(日)全日本学生RCS第5戦・白馬クリテリウムラウンド 武井 亮太

・1日目
2周に1回、ポイント周回の全10周ポイントレース。どちらかといえばポイントレースは苦手なので、翌日の30分+3周のレースに重きを置きつつスタート。前回のレースで学んだようになるべく前でスタートした。
しかし、他の選手に比べるとコーナーワークが下手で立ち上がりの加速が悪い。そのせいで結局集団最後尾ぐらいまで下がってしまう。「翌日のレース」に重きを置くなら早めにちぎれる、という選択肢もあったものの、一応集団にくらい付きつつ周回を重ねていく。しかししかし、フィニッシュを見据え始めたころに3人くらい前の選手が落車。その選手はすぐ立ち上がったものの、自分の進路を塞ぐようにコース脇に寄ってきたため足をつく羽目に…。集団からもちぎれ、結局ポイントにも絡めずそのままゴール。
コーナーワークという課題が見つかっただけよしとして、翌日へ。
・2日目
30分+3周のクリテリウム。昨日の無念を晴らすべく、念入りに準備したり唐子に先頭位置取りを頼んだりと気合十分でレースに臨む。
最初の3周くらいは先頭交替に加わりつつ、「要注意人物」としてみんながチェックしてくれていた同志社の選手をマークしながら順調に走る。だが、先頭交替に加わりたいのか自分を蹴落とそうとしたいのか、後続の選手がローテに入れてくれず結果的に集団後方まで下がってしまう。これが災いし、不利な展開を強いられることになる。ラスト2周くらいになるまでは無難なレース展開になったものの、やはり集団後方はキツイ。何度か先頭に復帰を試みたが、コーナーが多いクリテリウムではなかなかそれも上手くいかない。ラスト1周でアタックがかかり、ここでちぎれる。これまでの疲労で脚は半分攣りそうで、もはや限界だった…。結果は9位で、入賞も逃す。
見えてきた課題は位置取りの悪さ、加速力の悪さ、ギア選択の悪さといったあたり。
1番目の課題は、「コバンザメ」でも何でもいいから先頭に留まる。何が何でも、意地でも譲らないように。
2番目の課題は、これまでも意識してきたが、パワーマックスなどで瞬発力をやしなう。
3番目の課題は、慣れ。加えてその日のコンディションを早めに把握することでカバーする。
武井 亮太