8月6日(土)7日(日)全日本学生RCS第5戦・白馬クリテリウムラウンド 田中 裕樹

1日目 ポイントレース クラス2 B  9位/29名
目標は、入賞。
おかげさまで、最前列でスタート。
コーナーの立ち上がりこそ少し脚にくるが、それは、当たり前なわけで、全体的には自分にとっては無理のないペース。
上手いこと走りたいところで走らせてもらえたのと、脚に余裕があるのとで
常に、先頭から10番手以内の位置をキープできた。
さらに、ポイント周回でも最終コーナーを4番手、5番手で通過するなど、位置取りも上々にできた。
しかし、最後の直線でポイントを狙いに行っても、逆に抜かれていく・・・・
良い位置で、入っていてもポイントに絡めないのは悔しい。
初めの方のポイント周回で、スプリントでの勝ち目は、ほぼゼロに近いというのが良く分かっていた。
入賞するには、人数を絞って、逃げるしかない・・・
そう考えて、ポイント周回終わりの集団が伸びきった場面などで前に出て牽いたり
少し飛び出したり、アタックがあれば、反応したり・・。
しかし、アタックの追走は集団を引き連れて、逃げをつぶすだけ。
最後まで、有効な逃げを作ることができず、
最終周回でも、なるべく後続を引き離し、先行しようと思ったが、結局牽いてるだけ・・・
先頭集団9名でのスプリントとなり、案の定、置いて行かれて8着。
ポイントで9位。
2日目 ロードレース クラス2 A  9位/35名
出走は、最後尾近く。
しかし、バイクによるパレード中に、半ば強引に最前列近くまで上がる。(今まで、こんなことできなかった)
2日目も、前の方で走れていた。
前半は、前にいれば辛くはないペースで回っていく。
途中、少し飛び出す人がいたり、ペースが緩んだりはしたが大きな動きはない。
ただ、飛び出す選手を見ていると、泳がされたりで、大逃げは決まりそうな気配はない。
終盤に、一発を狙おうと思う。
残り5分を切ると、集団も活性化して、たびたびアタックがかかった。
3周回まで数分で、先行する選手が捕まったので、カウンターを狙って飛び出したが、すぐに潰された。
残り3周が告知されたとき、飛び出した選手がいて、これを追っていったが・・
集団の先頭でコーナーに入り、速度超過、タイヤが滑るように落車した。
後続で落車した2名の選手には申し訳ない。
自転車は問題なく動いたので、残り2周でニュートラル(ギリギリ適応)
最終周回に入る直線で、アタックがあり、2名先行。
これに飛ぼうと思ったが、また牽いただけ。
先頭集団11名のスプリントとなり、また9位。
1日目・2日目と、コーナリングには未だに自信が持てないが、
先頭近くの思い道理の位置で走れたことは収穫、スプリント前の位置もよかった。
ただ、課題として浮かびあがったのは、やはり、加速力・爆発力。
なにもスプリントだけでなく、アタックにしても、短い坂においても必要な力だと感じた。
今までは、アタックに付いていける瞬発力を考えていたが、
ロードレースで勝負するため、インカレで完走するために、必要な力と考えて、
短い時間の力を、今まで以上に真剣に強化していきたい。
田中 裕樹