6月19日(日) 第27回 全日本学生選手権個人ロードレース大会 杉田 精司

結果 8周回70kmDNF
<レース概要>
スタート位置は真ん中より少し後方、あまりいい位置とは言えない。
パレードの間に少しでも前に出ようとするが、みんな考えることは同じでそううまくはいかず。
集団真ん中あたりで登りに入り、パレード解除。
ペースが上がるがここは問題なくついていけた。
橋を渡ると一列棒状に。先頭ははるか前の方を走っているのが見える。
中切れは起きていないようなので、とにかくついていく。
ふと後ろを見ると誰もいない。自分が集団最高尾みたい。
2周目に入っても同じような感じで展開。
しかし、最高点の登りのペースについていけず集団から千切れる。
程なく、こぼれた人達5人ほどで追走グループが自然に形成され、回していく。
千切れたときは、ああもう終わりだ。と思ったが、あきらめず走ることに。
こぼれてくる人たちを吸収して3周目あたりには20人ほどの集団になっていた。
ペースは決して早くはないが、細かいアップダウンの連続で結構ツライ。
中切れだけしないように気をつけて走るも、ちょっと気を抜くと前と間が空いてしまう。
水を全然飲んでいないことに気づいて、飲もうとしたら握力が抜けててボトルを落とす。
4周目入ったあたりで降ってきた北野も集団に吸収。このころには30人ほどになっていた。
長い登りの前になるべく集団前の方にいるようにして、登りでちょっと遅れても集団に残れるようにする。
橋後のアップダウンはケイデンス高めでこなしてなるべく楽をして登っていく。
高速ペースについていくのが、だんだんきつくなっていくが千切れるほどではない。
5周目終了で、中村さんから補給のCCDをもらう。一発で取れてよかった。
集団のペースはあまり変わらず同じように推移していく。
自分もローテに加わりつつ、長い上りをしっかり耐えて、集団内で過ごす。
7周目の橋後で、先頭から集団後ろに降りたところで前と間があいてしまいちぎれかける。
駒沢・哲と回して、トンネル直前で追いついてどうにか集団に戻る。
補給地点で周りがペースを落としたので、登りの事を考えて前に出る。
先頭引くのは結構きつくなってきていたので、短めに引いて降り、坂を迎える。
ここで、集団から遅れ、下りで追いつくも、橋を渡った後の登りでちぎれる。
必死で追って、トンネル前に追いつきそうになったが、車に終了を告げられた。
結局、この後スタート地点で、集団ごと降ろされたのでどのみち8周回で終了だった。
<反省>
走っていて感じたのは、自分はライン取りがヘタだと言う事。
直線の下りは他の人よりも速く下れるが、カーブが連続すると遅れがちになる。
傾向としては、カーブで膨らみがち。侵入の仕方が悪いのかもしれない。
決定的なのはやはり登り。結局、最初のハイペースについていけなくては、レースに参加できない。
これは、去年のインカレや先月の修善寺と同じだ。
一つ違うのは千切れた後、追走グループに加われたこと。これは成長とみていいと思う。
レース結果の序盤ラップを見ると、先頭集団と自分の集団とでは1周回で1分以上の差がある。
やはり、最初のハイペースにつけないと、話にならないようだ。
インカレまで2ヶ月半と、もう日がないが、今回感じたことをつなげていきたい。
平日はローラー中心になるので、これまでどおり毎朝続けていく。
しかし、登坂はやはり実走で登らないと駄目だと思うので、
時間が取れる日は、長尾台のようなインターバル系の坂練習を加えたい。
休日は必ずロングに行く。毎週末ボロボロになるまで走る。
常に自分の限界を目指してトレーニングしていきたいと思います。
サポートに来ていただいた中村さんありがとうございました。
澤田、唐子は渋滞の中、帰りの運転ありがとう。
また、田中の走りには今回も刺激を受けました。
インカレでは同じ位置を走れるように、精進していきます。
杉田 精司