4月16-17日(土-日) 全日本学生RCS第1戦 菜の花飯山ラウンド 田中 裕樹

レース1週間前の練習から、普段とは違う疲労感があり足に力が入らない感じがしていた。
これを理由に、レースの週は軽めの練習にとどめ、強度を上げる練習は行えず、休息と回復がメインになった。
ヒルクライム
目標:先頭集団に付いて行き、できれば、戦線に参加したい。
アップ:3本−クリテ会場前の丘で・5本
1本目。序盤から辛かったが、劇坂区間で、ある程度前の位置を確保でき、そのあとは、すぐに人数が絞られた。
4㎞地点までは、先頭集団にしがみついていたが、つづら折りの長い直線で、アタックがかかった。
この、ペースアップに付いて行けず、千切れ。
残りの1.7㎞は、ふるい落とされた、メンバーの中でも後ろの方になり、ペースの合う選手と登るが、明らかにたれた。
後続の3・4人の小集団に追いつかれて、再びしがみつくが、頂上付近で振り切られ終わり。
2本目も大体同じ。
ただ、スタートで前列に並べたので、序盤のふるい落としが、少し楽だった。
しかし、4㎞地点前には、余力はなくなっていて、結局、同じところで起こったアタックのペースアップに付いて行けなくなり、貯金を使い果たした。
再び、劇たれして、後続に追いつかれてフィニッシュ。
結果
41分20秒 17位 (去年よりタイム的には10秒短縮 順位は変わらず。)
クリテ
目標:完走。
アップ:3本―丘で心拍を上げた。
早くから、並んでいたにも関わらず、スタートは後ろの方になってしまった。
すぐ前に、法政の有力選手がいたので、付いて行って前に上がろうとしたが、クリートをはめなおして、数秒出遅れ。
それからは、後ろに引っ付いていて、兎に角、前に出なければと思い、ホームストレートで頑張るが、むしろ、集団のコーナー減速で、やっと、追いつける程度であった。
何周かして、自分の1つ前の中切れ3mを埋めようと思ったが、それさえできず、ちぎれた。
そのあとも、数周粘ったが、この時点でレースは終わっていた。
結果 DNF 10min…
反省
ヒルクライム
・調子が悪そうだったので、ヒルクライムは、走る前から上位は諦めている感があった。
しかし、登ってみるとそれ程でもなかったので、もったいない。
・終盤に、たれてしまうのは、最近、和田など、20min近い長い登りの練習をしていなかったためだと思う。
・終盤に、消耗してからは、ギアが足りなくなることもあった。27があっても良かったかもしれない。
・山形村とは違い、飯山では、前列スタートに大きなアドバンテージがある。
クリテ
・コース開通を待っている時の位置取りから、レースは始まっている。どこにいれば、前列をとれるかまで考えるべきであった。
・最後尾から脱出する方法は、ホームストレートでのダッシュだけではなかった。細いところでも、前に上がれそうな隙間はあったが、躊躇してしまった。
声を出して、無理矢理でも上がるべきであった。
・前々から同じことであるが、全国レベルのクリテに対しては、絶対的な加速力不足である。
今年の目標は、個人ロード・インカレであるので、インターバルを集中的に強化していきたい。
数分から10分程度の出力を強化することが求められるが、今回のレースで散々であった、アタックに反応する加速力(クリテ)、170㎞を走りきる、LT値の高さ(ヒルクラ)も強化しなければならない。
田中 裕樹