10月23日(土) ジャパンカップ オープンレース @宇都宮 田中 裕樹

自分にどれだけ走れるか全く分からないので、目標は漠然と、なるべく良い順位で入ること。
そして、もちろん、テクニカルな下りで中切れしない・落車しないこと。
まずは、金曜日の受付でエントリーリストを見て、翌日のレースが不安になった。
実業団や学生の有力選手がたくさんである。何とか付いていきたい。
レース当日。
今考えると、並ぶ場所と時間がまずかった。
僕が並ぶ前に、多くの選手が前に並んでいて、並ぶ場所的にも入場が後回しになってしまった。なので、スタートはほぼ、最後尾に近いところ。
スタートしてからは、なるべく前に出ようと心がけた。
しかし、150人以上のライダーがいて、なかなか難しい。
古賀志林道の登りでも、足を余しながら、周りのライダーに囲まれて身動きが取れないこともあった。
ただ、林道の山頂付近までは、先頭まで1つの集団でつながっていたので、まだ大丈夫・・・では無かったのだ。
下りに入って、果たして付いていけるだろうか心配だったが、そんなに速くない。
3人前で落車もあったが、その前にキチンと追いついた。
しかし下りきってみると、僕の10人前あたりで中切れしていた。
しかも、かなり大きく離れている・・。下りが速くなかったのはこういうこと。
追い付こうと思って、米内君らと共に牽きに加わるが、なかなか差が縮まらない。
2周目の平坦に入ってから、メイン集団は見えなくなり、もう諦めモードである。
後はメイン集団から、落ちてくる人を受け入れながら、淡々と周回をこなした。
かなりの大集団に成長していったので、先頭交代には消極的に加わりながら。
鶴CCや林道の登りでは、かなり余裕があったので、前のほうを走った。
下りも、集団内で前の人に遅れない程度にはこなすことが出来た。
最終周回では、林道で少しペースが上がり20人程度まで振るいにかけられ、ゴール近くのアップダウンでは、周りが殺気立ってきた。
千切れ組の集団なのに、スプリントするのかな?と思いつつも、かなり足が残っていたので本格参戦するつもりが・・かなり後方でゴールした。
結果 おそらく5%ルール適応によるDNFではないかと。(トップと7分差)
唐子曰く、順位的には40〜60位くらいだそうです。
・登りでは、かなり足が余っていたので、はじめからメイン集団に入れなかったのはもったいなかった。レース前も周囲の状況を良く見て行動しなければならない。
・少人数でのダウンヒルでは、スキルのあるライダーには差をつけられてしまうので、引き続き、下りは課題である。
・(リザルト上の)完走を目指すために、積極的にペースを作った方が良かったと思う。
・数十秒単位のパワーをつけないと、今後のクリテリウムのシーズンは乗り切れない。
ジャパンカップでシーズン終わりと考えていたので、これからは地元の菖蒲町クリテでのポイント獲得を目指して、パワーをつけていきたい。
田中 裕樹