レポート 杉田 精司

Cクラス 6km×17周=102km
外の坂とコースでアップ.路面はドライで枯葉などもなく良い状態.
7月に続いて2度目の群馬CSCだが,試走した感じは下り恐くないしのぼりも卒なくこなせそうといったところ.
100kmも走るレースは初めてなので,結果はあまりこだわらず積極的に動いていろいろ勉強するのが目標.
終盤まで元気があれば田中や唐子のアシストができればと思って望んだ.
補給はKENTAIのスポドリ1本,パワーバーのジェルを2本溶かした水を1本.
<序盤>
スタートは唐子の後ろ,2列目から.今回も同じクラスに松永さんがいらっしゃいました.
号砲と同時に飛び出す人が見えたので反射的に追う.結果,先頭付近に位置取る形に.やはりJCRCではみんな前に出たがらない.
いつのまにか先頭になっていることが多い.ローテするわけでもなく後ろからわらわらついてくるという形.
下りは周りが慎重になりすぎてて遅いのでついつい飛び出してしまうかっこうになりやすい.気づいたら一人というかっこう.
周回を重ねると何人か逃げっぽく飛び出す人がいたけど,決まらなそうなので放っておく.脚は余裕があるが早速腰に痛みが.
<中盤>
心臓破りでやや脚がきつくなってくるも,周りのペースが遅いこともあり少し番手を下げる程度.
下り,ホームストレートをたんたんとこなして長い下り区間で前にでるというパターンになってきた.
特にヘアピンコーナーは一気に4,5人抜ける.周回を重ねるごとにコーナリングがうまくなったように思う.
のぼりでは意識的にダンシングを混ぜて筋肉の疲労を軽減するよう努める.
補給に気を配りつつ周回をこなす.
<終盤>
心臓破りで大腿四頭筋攣りかける.というか攣りながらなんとかのぼりきる.
下りは問題なく踏めたので集団から遅れることはないが,順位を狙うのは難しそう.
残り2周あたりでかかったアタックに対応できず,集団から切れる.
しばらく追ってみたけど周りの人たちはあきらめモードで追ってくれないので単独に近い.
最終周回でバックストレートに入ったところでハムストリング攣って試合終了.惰性でゴールまでこいで完走.
前半は調子良くて今日はいけるかも,なんて思っていたが最後まで脚がもたなかった.
振り返ると無駄足使った部分が多かったのかもしれない.周りを見てうまくレースに加わることも必要か.
その場その場を乗り切っていくのではなく,レース全体を考えてその時々の状況に応じていかないといけないなと感じた.
これまでは完走できるかもわからないから出せるときに出そうと思って走っていたが,そのレベルからは脱却しなくては.
順位を意識せずに望んだものの,終わってみると悔しさが募る.
やはりレースは勝ちにいかないといけない.
レース後に同じクラスで走った方から「よく動いてていい走りだったね」ということを言われたが,なんかとても悔しかった.
100kmという距離をレースの強度で走れていい練習にはなったから,それはそれでよかったと思う.
終盤に勝負にでられるようにもっと筋に持久力をつけなくては.
腰が痛くなったり脚攣ったりするのはポジションが合っていないことも考えられるので,一度お店で見てもらおうと思う.
来月のツールドおきなわは140km.終盤まで戦える力を1ヶ月でどれだけつけられるかが当面の目標になる.
最後に,明星米内君優勝おめでとう.彼の走りはかっこよかった.
杉田 精司