9月12日(日)全日本学生RCS第5戦・山形村ヒルクライムラウンド 武井亮太

事故って以来試合に出ていなかった(というか練習も1カ月くらいしかしてない)ので、復帰戦となる山形村ヒルクライムは少々キツすぎる気もしたがエントリー。
去年の経験からスプロケットを27-12Tに変更して激坂対策。和田にも何回か行って一応練習。補給食もしこたま買い込んで準備は万端にした。
去年同様に祖父母のおうちに前日入りして、疲れを残さないように気を遣っておく。しかし朝起きると体調が思わしくない。食欲が湧かず、おにぎり2個しか食べられなかった。加えて雨が降っていたので気持ちも沈む。まあ、雨は家を出る前には止んだのでほっとした。
アップもそこそこやって、スタートラインまで移動。相変わらずスタートまで距離がある。何とかならないんですかねあれは。
1本目はそれなりにいい感じにスタートを切る。が、最初の激坂で東大の一人がフラフラと幅寄せしてくる。自分は一番端に位置していたため道からはみ出し、しばらく路肩の未舗装部分を走るはめになる。前回出た飯山のヒルクライムも前の選手に邪魔された経験があったから、今後は前・左右に選手がいないようにポジション取りには気をつけたい。それからはインナーローを激坂に備えて残しつつ、ダンシングとシッティングを織り交ぜて信州大のクラス2(ゼッケン2ケタ)の選手とともに登っていった。ラスト1kmの石畳激坂ではモチロン、インナーロー。スプロケ換えたこともあり去年ほどつらいとは感じなかった。ラスト100mでもがいて一本目完走。
2本目は最初クリートが全然はまらず、気が付いたら最下位スタート。後ろふりかえっても誰もいなかったときはあせった。頑張って追いつこうと試みるも最初の差が結構痛手になった。さらに2本目は先頭のペースが速かったらしく、自分の調子は大分良かったにもかかわらずラスト1kmで切られる。自分の前には2‾3人しか切られた人がいなかったようなので惜しかった。
3本目はなんのトラブルもなく順調にスタート。最初の坂で澤田君がきつそうだったけど途中で抜かれた時は驚いた。気迫を感じた…。体力的にはそこそこきつかったものの、そこそこいい感じで登る。途中駒澤北野氏に助けられつつ切られることなく最後の石畳へ突入。ラスト100mで京都産業大の選手(だったと思う)とスプリント?勝負になったが、後輪がスリップしたこともあり敗北、が、完走。
復帰戦だったけれどそれなりにいい感じで走ることができた。2本目は残念だったけれど、ミスが無ければ完走もできたかもしれない。澤田君が速いのでうかうかしていられなさそうだし、ガツガツ乗っていきたい。
武井亮太