7月31日(土),8月1日(日) 全日本学生RCS第4戦・白馬クリテリウムラウンド 杉田 精司

<結果>
土曜日-クラス3A 11周DNF
日曜日-クラス3C 6位入賞
<土曜日-ポイントレース・15周回/3周毎ポイント>
6:00調布の祖母宅発で若干渋滞にあいながら11:00会場着。
11:30にクラス分け発表。自分は13:00出走のクラス3Aと判明。
コースを3周試走した後にローラーでアップ。
試走した感触は「思ったよりアップダウンがあり、コーナーがタイト」という感じ。
落車頻発が想定されるこわいコースという印象。
スタートは真ん中より少し後ろ目。
出走直後はクリートはめるのミスって集団後方で過ごす。
1周目のバイクが外れる直前に目の前でまさかの落車。
自分は避けられたけど前と随分差が開いて埋めるのがつらかった。
結局もう一周ニュートラルが入って都合3周目からレースがスタート。
前に上がろうとするが、うまくいかず常に集団後方に位置づく。
そうこうしてるうちに先頭集団とは随分離されていた。程なく千切れる。
しばらく一人で走っていたが、途中から慶応大と関西大の選手と3人で回して前を追う。
レースでこうやって回すのは初めてなのでちょいちょい怒られて学びながらローテ。
千切れかけたときも慶応の選手に声をかけられて何とか耐える。感謝。
数周3人で回してるうちに前の第2集団(集団といってもばらばらだけど)に追いつく。
ローテの人数が増えたけど、ペースがさっきまでほど安定しない。
10周目のフィニッシュライン付近で左腿裏が攣りかける。ローテから脱落。
追走集団からこぼれ一人旅。なんとかクランク回してたけど、腿に加えてスネのあたりも攣りかけ、
これ以上の追走は難しいと判断。旗を振られる前に自ら11周で降りた。
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序盤に集団後方で脚を使いすぎたのが一つの敗因。
後方にいるとカーブの立ち上がりで必要以上にダッシュが増える。
後は駒沢K野に指摘された事だが、下ハン握る時間が短かった。
ダッシュの時や下りなどはしっかり下ハン握って空気抵抗減らさないといけない。
特に自分は身体が大きいのでその辺り重要になる。
<日曜日-ロードレース・40分+3周回>
5:30起床、6:00朝食。クラス3Cでの出走で10:00-だったので余裕を持って会場へ。
しばらく他のクラス3のレースを観戦。8:30過ぎから周りの道路で実走アップ。
軽い登りで身体を温めたあと、往復路でスプリントを挟んで心拍をあげる。
レース前のコミュニケでRCSポイント4以上でインカレ出場ということが判明。
自分はTTで1ポイントあるので3ポイントもらえる10位以内に入る事が条件になる。つまり目標はそこ。
スタートは昨日の着順が考慮された並びだったのでDNFの自分は後ろ気味。全体の2/3くらい。
昨日の二の舞は踏みたくないので、スタートは思いっきり集中してのぞむ。
クリートはうまくはまり、最初の下りで少し順位を上げる。
しばらくは集団の真ん中より後方で過ごす。カーブの立ち上がりや長い直線で少しずつポジションをあげ、先頭集団最後尾(15-20番目くらい)まであがる。
しかしこの位置、中切れが起きやすく埋めるのに脚を消耗する。
レース中盤からペースは安定。最初の3つのコーナーの立ち上がりでペースアップするが、ホームストレートの登りでペースダウンするという形が定着してくる。
そこでホームストレートで思い切って集団中ほどまでポジションをあげる。
中切れ埋める必要がなくなったので脚に余裕がでてくる。ローテは回ってこなかったのでコバンザメでくっついていく。
みんな集団最後尾が嫌なのは一緒の様で自分がやったようにすっと前に入られる。
しばらく集団後方でうろうろ。なるべく脚を使わないポジションをキープ。
終盤、先頭集団は10人程にしぼられてきた。5番手くらいになってくる。
ラスト3周で先頭の駒沢S木が落車、一人巻き込まれポジションが上がる。
少しローテに加わったけどうまく引けずにすごすご下がる。
ラスト2周で明治学院の選手がアタック。決まりそうには見えなかったので放っておく。
半周くらいで吸収。完全にたれてた。自分は5-7番手くらい。
ラスト周回。先頭集団は10人。とりあえず出場権は確実だろうということで気持ちに余裕を持って走れた。下りと連続コーナーでポジションをあげて集団3番手につける。
次のコーナー曲がった所ですでに一人逃げていたことに気付く。前2人に追う気はないようだ。
というか牽制し合っててペースが落ちている。
スプリント勝負は分が悪そうだったので、最終コーナー手前で先頭にでてそのままペースアップ。
下りきったあたりで捕まり、2人にパスされる。後ろからさらに2人来たのが見えたのでスプリント開始。しかし、脚に力はなく残り20mくらいでまくられる。
最後は駒沢I奈に刺されそうになったけどぎりぎり6位でフィニッシュ。
初完走、初入賞。
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前日の反省を生かした走りができたのが良かった点。下ハンを効果的に使い、脚を終盤まで残せた。
また、初めて完走できたのが一番の収穫。自転車のレースとはこういうものかというのをやっと体感できたような気がする。レース中に学ぶ事が多かった。
先頭集団にいたもののローテに加われなかったのが悪かった点。これでは積極的なレース展開は望めない。次のステップとして積極的に先頭に関わっていきたい。
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レース後コミュニケが更新されインカレ出場権は8ポイント以上となった。
TTの1ポイントと6位の7ポイントでぎりぎり出場権獲得。8/29青森行きが決定した。
2日間通じて決戦ホイールを提供してくれた田中、ありがとう。
ホイールが変わるだけでこんなにも走りが楽になるとは知りませんでした。
駒沢のみなさんにもいろいろお世話になりました。これからもよろしくお願いします。
杉田 精司