4月17-18日(土-日) RRC第1戦 菜の花飯山ラウンド 杉田 精司

1月からレーサー班に入った自分にとって、今回は初レース。
関越の通行止め、上信越道の渋滞などで間に合うかひやひやしながら会場へと向かった。結局5時間半運転の末に到着。あわただしく準備・ローラーでアップしてレースに臨んだ。
一日目
1本目。スタートは真ん中あたり。クリートもうまくはまって上々のすべりだし。
だったが、緊張のせいか急に心拍があがる。脚に力が入らずまともにこげない。
そうこうしてる内に位置を下げ、ヘアピンで横の人がふらついてぶつかられて落車。
雪にはまった自転車を引き抜いて走り出したけどその後はまともにこげなかった。
急激な心拍の上昇で猛烈な吐き気に襲われて散々だった。
残り2km地点で足きりDNF。
2本目。スタートは後方から。緊張が解けた分頭も良く動いて1本目よりよくこげた。
最初の激坂で少しづつ位置を上げ、いいペースで進む。しかし、途中から急に脚の力が落ちて周りについていけなくなった。
結局1本目と同じ地点で下ろされてDNF。
二日目
クラス3Bで出走。並ぶのが遅れて後方からのスタート。
緊張はなかったが、クリートがうまいことはまらず集団最後尾でスタートした。
大集団で走るのは初めてで、いろいろと難しかった。
まず位置取り。どの人の後ろにつくかで走りがずいぶん変わってくる。
位置を前に上げたくてもタイミングなどが難しくなかなかあがれない。
次にコーナー。自分のラインに人が入ってきたりで思うようには曲がれない。
結果的に膨らんでしまったり、内側に入りすぎてしまったりとロスが大きかった。
そして、ペース。後方についてしまったこともあり、自分のペースで走れなかった。
前の上げ下げに付き合わなくてはいけなくて無駄に脚を使ってしまった感がある。
レースとしては序盤に大きな落車が2つあったことで、集団が一気に小さくなりペースがあがったように思う。
自分は巻き込まれなかったが、初めて目の当たりにした集団落車に恐怖心を覚え集団の中に入るのをためらってしまった。
何周か集団に加わって走ったものの徐々に集団から離されてバイクに終了を宣告された。
この時点で残っていたのは20人程度だった。
結果として大したこともできずに終わった2日間だった。
しかし、レースの厳しさ・楽しさを体験できて今後の活動に対するモチベーションは一気に高まった。
ヒルクライムについては、最近長尾台のように短い坂でしか練習していなかったこともあり長いのぼりを回し続ける脚がないことがよくわかった。
土曜日に和田などの峠にいって、長いのぼりにも耐えうる脚を作っていかなくてはならない。
クリテリウムについては上げ下げの練習が必要だと思った。大井練で一定のペースで走るのではなく逃げたり追ったり、カーブの立ち上がりで上げたりといったトレーニングが必要なのではないかと感じた。
次は修善寺オープン。クラス3は10周50km。
残りの3週間でこの距離をまともに走れる力をつけて今度こそ完走したい。
杉田 精司