3月6日(日) RCSオープン戦・菖蒲町クリテリウム3月ラウンド 杉田 精司

クラス1+2 5P 10位
オープン戦で強豪校がいないため、積極的にポイントとりにいけると望む。
目標は入賞。そのためには複数回のポイント獲得が最低条件になると思い出走。
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スタートは3列目くらい。悪くない滑り出しで出走。
前方を慶應勢が固めていて今日は少しやりづらそうだなと感じる。
橋を渡ってホームストレートに入ったあたりでまだ集団がスローペ―スだったのをついて田中と二人で抜け出す。
そのまま二人でまわし、最後は田中に発射してもらって1位通過5Pゲット。気持ちいい。
チームで動いて理想的な形でポイント取れた。
通過後田中に「また行きますか」的なことを聞かれて「ちょっと休んでから」的なことを答えた。
田中としてもこの形はイケルと思ったみたい。その後2-3周は様子見。集団中程で無難な走りをしておく。
確か5周目。相変わらず集団中程にいた。
ホームストレートに入ると先頭付近にいる田中がコチラをちらちら振り返る。
察知して田中に声をかけつつ右から一気に上がり1周目の展開を狙う。
が、自分のつめの甘さで間に立教渡辺選手に入られてしまい、田中を彼の発射台にしてしまった。
自分もタイミングを失い、スプリントに間に合わず失敗。
自分のために動いてくれたチーム員をいかせなかったのが何より悔しい。
どうやら何本もスプリントする脚はなさそうなので、その後は最終ポイントに照準を合わせることに。
スプリントは静観して無難についていった。
が、その間にスプリントのまま4人の逃げが決まる。慶應、立教、日体×2。
まぁつかまるだろうと思って自分もローテに入るが、集団のペースが思うように上がらない。
そのときは気付かなかったが、慶應や立教の選手が先頭で意図的にペースを落としていたようだ。
そうこうしているうちに、残り2周。以前逃げとの間はつまらず。
誰かがいくしかない。という状況で田中が一気に抜け出す。
素早く察知できたので後ろにぴったしつく。これはいけそうだ。
直後の右直角コーナー。
進入速度が速かったのでちょっと不安だったが、イケルと思い自転車寝かせた。
次の瞬間嫌な感触とともに滑るタイヤ。寝かせたまま横滑りして落車。
やってしまった。タイヤのグリップがいつもと違っていたのを把握できていなかった。
自転車をチェックして走れることを確認。血が出てたけど、怪我はなさそうなので続行。
残り1周半一人TTでゴールまで走ってDNFは免れた。
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出走前に田中と打ち合わせをしたわけではないが、お互い察知して二人で動けたのは収穫。
1周目でまわりが油断していたとはいえ、それを成功させたのは大きい。
ここ何戦か一緒に走ってきたのが今日の走りに活きていたと思う。
しかし、自分にはスプリントを何本もひねり出す力がない。これは先月も書いた気がするが。
メディオだけでなくソリア域の練習も入れていかないと、単発ロケットになってしまうな。
唐子が上がってクラス2は4人。これからさらにチームで動けるようになってくると思う。
お互いの長所を活かせるような関係を作っていきたい。
また、仲間の力を良い意味で使える選手になりたいと思う。
菖蒲町3戦は収穫が多く、成長できたと思う。
この反省をシーズンにしっかり活かしていこう。
杉田 精司