9月13日(日)全日本学生RCS第5戦・山形村ヒルクライムラウンド 武井亮太

山形村ヒルクライムラウンドは走行距離6.5kmで500m登る、最大勾配24%という、考えただけで嫌になるコース。しかもスタートしていきなり恐ろしく急な坂があり、極めつけはラスト1kmの石畳。路面は悪く、傾斜もコースの中で一番きつい所でレース前日に車でコースの下見をした時の感想は「車、後ろにひっくり返るのでは?」です。恐怖しました。
一本目、スロースターターの自分は始めのうちから相当しんどかったし、前方集団にはとてもついていけないので後ろのほうで三〜四人くらいと走ります。ラスト1kmになったときに先頭と5分以上差がつくと止められるようでしたが、それをクリアして最後の坂へ。最初は前を牽いていたけれども、途中で二人に抜かれ、ゴール200m手前あたりで一人に抜かれます。結局ゴールした中ではラストの手前。
二本目は一本目よりはだいぶ楽に登れたと思います。タイムは落ちましたけど…。基本的には一本目と同じようなレース展開でした。アタックが少し早まったところを除けばほぼ一緒です。
三本目はこれまでの疲れが出て、かなり苦しかったです。もう自分との勝負になっていたので他人は気にせず、アタックも無視。ペースもマイペースで。それでも先頭と5分差がつかずにラスト一キロまでは来れたのでかなりホッとしました。最後の坂では、あまりのキツさにジグザグに走ってる人もいました。途中一人をパスして何とかゴール。ヒルクライムはもう走りたくないです…。
今回は一回も切られずに走りきることができ、はっきり言って予想外でした。この調子でクリテリウムのレースでも完走できるようにがんばりたいです。
反省はダンシングが全然できなかったことです。95%くらいシッティングだったのでもう少しダンシングができるようにしないといけないです。最後の坂では特に。
来年の夏はここに合宿に来ようかな…。
武井亮太