9月6日(日)秩父宮杯@秩父(75.3km) 田中 裕樹

レース開始早々から、逃げが発生したみたいだが、レースの展開は良く分からなかった。
下りには自信がないので、1回目と2回目の丘は集団の後ろについて超える。
これは失敗だった。
下り、平地での中切れからの復帰が大変。
特に、2回目は、中切れがひどくてひやひやした。
メイン集団は序盤にペースが上がったがその後、残り3周となったあたりで、落ち着いてくる。
後半になると登りは、無理なくついていくことができたし、平地は、足にストレスをかけずに後方で休むことができた。
岩本さんは、終始積極的に平地で集団を引いていたし、中村さんも、いつも通りの位置取り。
残り1周になったので、ペースアップ、アタック、に反応できるように初めて先頭に移動。
自分と立教のK西、岩本さん、他数名で回して牽いている状態になったが、少し速度を上げると後続がついてこない。
ひどい牽制。
K西氏と、ちょっと飛び出してみようってことになって、若干ペースを上げる。
そこに、中村さんが登場。
「ついて来い!」
しっかり聞こえていました。
少し牽いてもらって、先頭交代しようと思っても、先輩がさがる様子もない。
ずっと、牽いてもらうわけにも行かないので、さらに、加速して前に出る。
最後の登坂勝負まで、自分たちを牽いてくれるつもりだったらしいのに・・・
せっかくの先輩のアシストを気づかずに振り切ってしまいました。
本当に申し訳ないです。
その後、K西君と平地を少し逃げて丘越えへ。
K西君にはあっさり千切られ、集団から飛び出してくる選手との勝負になった。
1つ目の丘で2人に抜かれたが、なんとか持ちこたえる。
最後の下りストレートでは、集団がすぐそこまで来ているのは分かったし、実際、ゴール前では1人にさされた。
集団とは1〜2秒差、危うくゴッソリ抜かれるところ。
結果16位。
最後まで逃げ切れなかったのが悔しい。
後で考えると、東工大で最後までメインに3人残っていたのだから、もっと意思疎通をしてチーム戦ができれば、さらに面白くなったと思う。
しかし、最近はスポークを折ってばかりだったので、最後まで力を出し切れたのは良かった。
団体では3位に入賞して、プロの選手と一緒に表彰されたのも、とてもうれしかったです。
岩本さん、中村さん、どうもありがとうございました。
田中 裕樹