岡崎 貴史

Dクラスで出走したけどDNF。今回は勝ちをねらってた。
去年、今年の群馬でのJCRCでは完走はしていた。やってしまった。
スタートが8時なので前日はペンションポミエに素泊まり。ログハウスに初めて泊まった。
朝が寒い。試走からなんか変なことに気づいた。脚が動かない。でも去年のこのレースでも
こんな感じで4周したらなんとかなったのでアップしてれば治るだろうと思っていた。
今回は人数が多い。スタートしてからは集団の前のほうで安全にくだりをこなしたが、ふらふら
してる全身黄色のやつに注意してたらずるずる下がってた。
脚はやっぱりだめだ。でもギヤかけると何とかなるんじゃないかと思って2周目入る時に先頭に出て
集団ひいたりしたけどやっぱり駄目だった。心臓破りで後ろに下がって集団のなかで休もうとしてたら
予想以上に下がりすぎて、前で中切れしてる。なんかこの辺で気持ちがぷっつり切れた。
でも群馬まで来たので、脚が動くようになったら練習するつもりでいたけど、どうにもならなかった
ので5周走って降りた。
脚が動かなかった理由を色々考えたけど、わからない。
睡眠はとった。
群馬では脚が痙攣していたのでミネラルと水は注意した。
アップもした。
練習は完璧とはいかないが、1週間前は調子が上がっているのを感じていた。
あるとすれば長時間の上りでの高負荷くらい。
今回のDの平均速度はいつもと同じDのレベル。
去年の今の時期よりは確実にいまのほうが速いはずだ。
なぜ?
2周目で前が中ギレしたときも、ちょっと踏めば難なく集団に追い付いたとは思う。
でもあの時はもうどうでもいいやって思ってしまった。今になって思えば、あそこでレースをやめてな
ければ何とかなっていたかもしれない。
安藤さんに言われたけど、もし調子が悪いにしろ自分の脚が他より飛びぬけてればこんなことにはなら
なかったし、そういう自信があれば途中でレースを投げるなんてこともない。
JCRCというクラスが多いレースに出るからには、学連のレースではなかなかできないレースを作る、勝利
を狙う、勝つという経験をしたい。
今回は落車したくないという気持ちが大きくて、集団の動きにナーバスになり下りでずるずるさがっていた。
どーんと構えていればいいんだ。そういう意味でもレースが始まるまえから終わっていた。
結局今年の一つの目標であった群馬で勝つというのは達成されなかった。どんなレベルであれレースで勝ち
たい。
後悔の多いレースだったけど、これも一つの経験と思って前向きにとらえよう。
次に群馬にくるときにはリベンジしてやる。
今回のレースで安藤さんのレースを見るのはたぶん最後だ。これまで(自分がレーサー班に入ってから)は
東工大には大黒柱があって、いろんな部分で甘えてきたと思う。これからはもっとレーサー班全体が強くな
っていかないといけない。そのために自分のできることをしっかり考えていこうと思います。
岡崎 貴史