レポート 安藤 英俊

東大の車にお邪魔して,長野へ.
夕方出たので夜に着いた.コースの下見試走はこの日はできず.大雨.
レース当日,試走の後サインチェック.インタビューとかで盛り上げてる感じだった.長野車連はレースPRをよくやる.
上り下りだけかと思いきや,スタートして500mほど下った後は2〜3kmほぼ平地.2箇所ある登りはがっつり登り.多少の実力差があってもただ単独で走っては勝てないコース.
路面ウェッティーで直角カーブで気をつかう.
集団がお見合いしがちで逃げが決まる.
登りで飛び出してみたけど前の逃げに追いつけず,諦めて集団に戻った際に,メイタンのたぶん中島に「見えるときにガツンと行って追いつかなきゃね」とアドバイスされてしまった.
ニッポメイタンは基本的にレースを面白くしようと努めていた.逃げを捕まえようと集団の先頭交代を促したり,脱チェーンしたやつの背中押したり.
しかし集団の先頭でペースアップに加わるのが7〜8人で,後ろが続かない.先頭の数人でそのまま逃げる動きに乗ったりもしたが,結局取り込まれてペースアップはできないが抜け出せもしない状況.
でもこの動きの連続で集団がかなり絞られた事に,後ろに下がった時に気づく.先頭付近でレースしててよかった.
そのうち慶応の2人が行ってしまう.まあ無理じゃない?と思ったが,どうやら脚がだいぶあまってらっしゃるみたいで,抜け出していってしまった.
逃げが5人くらいでそのあと慶応2人,そのあとメイン集団とそのときは認識していた.
メイタン主導のペースアップにもまだ着いていけてた8周目の下り,後輪からキーー!!とやばい音が鳴る.
スポークがとんでブレーキにあたってるのか,ハブがいかれたのか,とりあえず転ぶと思った.
ところがなぜか音が止み,止まってみたが何の異常もなかった.
で徳島大のフジイとエキップあずみのの3人集団を形成して追っかけ.正直,メカトラで止まっただけだから生きながらえる事くらいは余裕と思っていたが,この2人より先に脱落してしまい1人旅.
ホイールの「キーー!!」はこのあと2回あった.もはや後輪か前輪かもわからない怪現象だった.
脚は売り切れで,9周で下ろされた.
体力は確実に落ちている.インターバルをほとんどやらなくなったから疲れが蓄積してしまい後半千切れるパターン.
スピードはそこそこついていけた.まっすぐな下りが一箇所あり,76km/hをマーク.
全体的に力をつければ,来年のインカレも楽しめそうだ.欲を言えばチームメートが3〜4人欲しいかな.
明治や中央がいれば集団はもっと人数いて統制されて,いいペースで周回して走りやすかっただろうなと思う.
安藤 英俊