・myamada

20060112.jpg ブレーキで悩むすべての方へ
シューがリムに正しく当たっていないと効くもんも効きません.
クラウンの穴の精度,キャリパーの公差などで組んだだけではシューがリムに正しく当たりません.
のでキャリパーのシュー取り付け部を掴んで調整します.
ポイントは
・シューを取り外してでかいモンキー(300mm程度)で掴むこと(専用工具もありますが,ウエス等でキズ防止も可)
・必ず新しいシューを取り付けてシューのあたり具合をチェック
・少しずつやる(ベアリングに玉の圧痕が…,やりすぎ,曲げ戻しはヤバイです)
・モンキーのA点を固定してB点だけ動かしてひねること(じゃないとキャリパーのピボットが曲がります)
・ALLカーボンのフォークでクラックが入ったりブリッジが取れたりしても知りません.
正しくシューがリムに当たるとグニャグニャって感じがカツカツってなるはずです.
シューにはトーインをつけるといいなどよく言われますがピボットがぐらぐらだった昔の話で
ピボットにベアリングがあたりまえに入っている現在ではリムと平行で良いです.
(シューがリムを掴んだときにリムの回転とピボットのぐらぐらが原因でシューがリムに
平行にならずシューの先が開いちゃう分をあらかじめ調整しておくのがトーイン)
新しいブレーキを組んだときはこれやらないとDAでも105でも台無しです.
って自転車雑誌これくらい書けよ,昔はこんなの常識だぜ.

#カンパはこの調整がシューできるみたいです.
シマノも10速にはようやくこの機能がついたようですね.
でも組んだとき一回だけやればいいから要らない機能の気がします.
かえって動いてめんどくさそー.
myamada